Project Eden
まえがき
皆さま、こんにちは。
レムリア・ルネッサンスの巫女、アマーリエです。
このたび、天照様をはじめとします日本神道の女神様の霊言をお伝えできますこと、心からうれしく、皆さまに感謝申しあげます。
日本神道の神々が指導してこられたこの日本の地は、大いなる和、大和の国と呼ばれ、人びとは大自然と調和し、秩序と礼節の中で、誇り高く美しく生きてきました。戦後の物質主義の中で、私たちはその美徳を見失いかけたかもしれません。 けれども、今回、日本が直面した大地震の中、日本のいたるところで見られたのは、自分の幸せだけでなく他者の幸せのためにも力を尽くし、お互いに支え合い、分かち合う姿でした。そして日本に限らず世界中の人たちが、国境を超え、民族を超え、被害地のために祈り、行動を起こしてくださいました。
私はそれを見ていて、ああ、みんな地球に生きる仲間として、お互いに助け合い、生かし合い、愛をなしていく姿こそ、神の望まれていることなのだと、改めて思いました。
2008年10月、天照様は、「これから浄化の過程にはいります」とおっしゃいました。これまで人類は、愛とは反対の思い、人を憎んだり、戦争したりするような暗い思いを、たくさんためてきてしまいました。思いはエネルギーですから、地球上を駆け巡ります。その暗い想念は黒いかさぶたのようになって、神の光を遮っていたのです。それをふるい落とし、地球をきれいにするために、今天変地異が起きています。それは宇宙時代の幕開けの前に、人類が自分たちでやってきたことを清算するために起きている現象であり、けっして神が罰として与えているものではないのです。
ほんとうに大切なこと、それはお金でも地位でもなく、人を愛し、愛する者たちとともに、幸せに生きていくこと。永遠の命をもつ誇り高い神の子として、互いに愛し合って生きていくことです。その認識があってこそ、私たち地球人類は、新たな地球、愛の星・地球をつくることができるのであり、だからこそ、今霊天上界の扉が開かれ、数々の霊言が降ろされているのです。
その中で女神様たちは、女性たちに呼びかけられています。「どうか女性たちの母性で地球を包んでください」「女性たちの力で地球という星を浄化してください」と。そのために、女性の法というものも降ろされています。
どうか皆さま、天変地異が続くからといって、世界が終わるわけではありません。霊性の目覚めとともに、これから新しい時代が始まるのです。
私たちが転生輪廻を繰り返し、永遠に愛を学ぶ存在であることを考えたなら、肉体の死をいつ迎えようと、与えられた時の中でいかに愛を光らせて生きたか、ただそれだけが大事なのだと、きっと気づかれることと思います。
私も、巫女病といって、霊言をとってお役に立たせていただく中で、徐々に体が不自由になり、今は一人で歩くこともできません。しゃべることも難しいです。でも、命ある限り、愛を、法を、神の理を、一人でも多くの方にお伝えしていきたいと思います。いつあの世へ戻ることになるか、すべては神にお任せしています。たとえ口が動かず、微笑むことしかできなくなっても、その状況の中で自分のできる精一杯の愛を伝えていきたいと思うのです。
神はけっして乗り越えられない試練は与えられません。どんな混乱の時代にあっても、地球人類が、もう一度地球に対して、神に対して、私たちが今存在することの感謝と愛の思いというものを、無私の思いで一生懸命発信していったならば、その愛のエネルギーは、暗い想念を打ち消して地球を救うこともできる。それぐらい大きな力があるのだと知っていただきたいと思います。
新しい時代の到来を迎えましょう。
新しい地球に生まれ変わらせていきましょう。
天照様は、そう力強く呼びかけていらっしゃいます。
それは、霊言の場にいたメンバーだけでなく、これから手をつなぎ合う世界中のすべての仲間に向けてのメッセージであり、本書を手にとられたすべての皆さまに向けてのメッセージです。
どうかお一人おひとりのお心に届きますように。
愛と感謝を込めて
アマーリエ

