Project Eden


大天使ミカエル
地球霊天上界八次元最上段階にいる、七大天使の天使長。
エル・ランティら九次元神霊とともに、地球人類を指導している。特に九次元神霊モーリャとともに、赤色光線(正義)を担当し、魔の掃討にもあたる。
アトランティス時代の末期、アガシャーの息子アモン二世として転生した。現文明においては古代ギリシャ時代のアポロン、十五世紀ドイツのマルチン・ルターとして転生し、現在「第三の計画」を引き継ぐ為、魂の一部が日本に下生している。
1.待ち望んだ一般伝道に向けて
ミカエルでございます。
ここのところ、しばらくレムリアにほうには 参りませんでした。
みなさま方が新たな局面を築かれる今この時、私の方から一言申し上げたく、今日参上いたしました。
いくつかお伝えしたいことがございます。
数々のことがありました。
数々のことを乗り越え、ここに法の流れを断ち切ることなく、修大成できることを、心より神に感謝いたします。
そして、そのためにご尽力くださっているみなさま方のご努力、それを後押ししていただいている方のお力に、我々天上界の者一同、心から感謝しているということをまずお伝えしたいと思います。
2.この法の種を広げてほしい
法というものが出たとき、多くの人たちはそれを広げていくときに、エネルギーがいるのです。
さまざまな苦難、艱難が目の前に立ちはだかったとき、それを切り捨ててでも道をつけて広げていく。
ですから、法が立つ前、文化が立つ前、必ずアレキサンダー大王のような、ああいう人たちが道をつけていくという、そういう過程がある。
それをやっていくというのが、ある意味での戦闘系の者たちの、道筋をつけるという意味での使命でもあるのです。
道なきところに道をつくる、それはひじょうに難しいものがあります。
しかし、あなた方は、これは仏陀がすでにもうお考えになられた道であったということ、その青写真は今、仏陀とともに生きたあなた方の中に、もうすでに入っているということ。
その青写真を、どうか思い出していただきたいのです。
あなた方が天上界から地上に降りられるとき、仏陀とともに、高橋信次、エル・ランティとともに歩まれると、その決意を決めたときに、あなた方の魂にはその青写真が刷り込まれて、あなた方の中に届いているのです。
それをもう一度思い出し、今もし仏陀とともに、エル・カンタラーとエル・ランティとともに生きていたのならば、自分はどのようにしてこの法を伝えたであろうかということを、ぜひ思い出していただきたいのです。
そして、それをできる限りの推進力で、人びとの手に渡るように、お力を貸していただきたいと思います。
その時がもう来ました。
この第三の計画は、私ミカエルが、モーゼ様のご指導のもとに立てた計画であります。
これは本来であるならば、繰り返しますが、発動されるべき計画ではなかった。
これはほんとうに、セキュリティという意味で立てられていた計画でしかなかったのです。
本来であるのならば、仏陀の段階で、エル・カンタラーの段階で、具現化されて世界救世運動というのが広がっていくと、それを私たちも念頭に置いておりました。
でも、そういうことがまかり通らないほど、この地上というのが悪想念に満ち、人びとの心が荒み、光というものが広がらない時代であったということです。
そして、指導者自らが道を誤ってしまったということをもって、我々はその先につなぐ道を考えたのです。
九次元の法は、やはり九次元によって継承されねばなりません。
そのためにもあなた方に中継ぎという役をお願いしていました。
でも、九次元のマヌ様のご協力あって、九次元の法の継続というものが降ろされたので、ひじょうに大事な部分はもう降ろされたということなのです。
それ以外に興味のある方もおられるようですが、天上界としてみますと、宇宙の法に至るまで、愛の法、アモール様の法、実にこれだけの多種多様な法を、九次元でないと言ったら失礼ですが、九次元ではないあなた方を通してこの地上に降ろせたということ。
そして書籍化できるということ。
それを私たちは、ほんとうに感無量の思いで、今いるのです。
この法の種が地上に降りていったのならば、これから多くの人びとの手元に渡っていき、この地球は大いなる新たな時代を迎え、人びとの精神的目覚めを伴い、霊的な目覚めを伴い、新たな時代を築くことができるでしょう。
そのためにもぜひ、この種を硬い石の上に落とすだけではなく、種をどこかに隠して腐らすのではなく、種をぜひ、豊かな土の中にまき、多くの人びとにそこから芽をつけ花を咲かすような、その上うな法の息吹というものを実らせて、多くの人びとにひとつの時代をつくる、照らす、ひまわりのような存在として生長するような、そのような種のまき方をしていただきたいのです。
3.過去世の修行がすべて生きる時代
今この書籍の中から、どうして次の時代の文化が生まれるのかと、まだ訝しく思われる方もおられるかもしれません。
でも専門的なことになれば、また時代が変われば、それを応用されていく方が出てくるのです。
今、何もかもしようと思ってはいけません。
今は間違ってしまったもの、弾圧されていたもの、途切れようとしたものに、もう一度法灯をつないだのです。
法灯をつなぎ、法の種を、前の時代を知っている方がたの手を通して、今ここにつなげることができた。
そしてそれを、仏陀がやり残しか次の時代に向けて、この法の種を実らすために世界中に発信するということをやれば、それだけであなた方の使命は十分なのです。
そして、それをまた使って次の時代に、大きな大きな、あなた方のまかれた法の種から、ひまわりのような素晴らしい文化が、素晴らしい大輪の宇宙文明という素晴らしい豊かな時代が、神の花壇が、豊かに花開いていく時代というのが、次の時代に来るということ。
それをどうかあなた方は信じていただきたいのです。
そのためにも、今この法の種をむだにしないでいただきたい。
これだけのものを降ろせたということ。
ちゃんと間違ったもの、正しかったものを選り分けていただいたということ。
道しるべをつくっていただけたということ。
これだけでも偉大な偉大な業績であるということ。
その先を焦って、そこができないからと、どうか思わないでいただきたい。
あなた方は過去、仏教で、キリスト教で、さまざまな宗教を通りながら、その法を命がけで、海を越え、山を越え、国を越えて伝道されたという、そういう修行の時代があったはずなのです。
その時代の修行が今すべて生きてくるということ。
法の編纂をした者もいらっしゃるでしょう。
それを伝えていくために道しるべをつくり、将軍として、王として、その文化の道をつくり、切り開いて、文化の流れをつくった方もおられることでしょう。
そういうことを、どうか過去世のパーニャパラミタ、智慧を発動して、今世どうしたら、このせっかくまとめ上げたこの法を広げることができるか、そのために全精力を費やし、あなた方のお力をお借りしたいと思うのです。
この者の体力がだんだん尽きてきているのも事実なのです。
だんだん我々の霊言をとるエネルギーというのが、枯渇してきているのです。
ですから、いつまで我々も、この者を通してこういう情報を伝えられるかは難しく、長くはできないかもしれないのです。
でも私は今、時代に対する方向性を伝えておきます。
ですから、あなた方はそれをどうか、ご自分たちの問題として広げていくということを、どうか協力していただきたいのです。
4.神の手足となることを無上の喜びとする今回の転生
それと同時に、このミカエルの計画というもの、これは神の使徒として、天上界における神の計画を実行するための、救世の計画であるということ。
当たり前のように思われるかもしれないけれども、どうかみなさま方、もう一度再認識していただきたいのです。
この計画は、けっして自分の、自己の夢を、自己の思いだけを達成するために組まれている計画ではないということです。
無心に、虚心に、自らを無にして、この天上界の計画のために、命がけで身を投げ出して頑張っていただく、そのような覚悟を持っていただきたいのです。
もし、「自分が、自分が」という思いがあると、そこに最も危険な魔の爪を立てられてしまうのです。
「自分が」が捨てられない者は、なかなか無の境地にはなれず、これから先、やればやるほど危険な目に遭うのです。
確かに自分を高めることは、今世自分の修行を極めながら、自らを成長させていくことは大切なことでしょう。
もし、今という時代でないのならば、さまざまな時代に、ひとつの目標、自分の努力目標というものを立てて、青写真、計画を立てて、あなた方は常に修行し、転生輪廻を繰り返されたのです。
でも、今世はそれだけではないのです。
自分が修行したいから、このような目的が欲しいからといって、それで一生を終える人生ではないということなのです。
たとえばこの者を見てください。
今これをやる姿は、この者が望んだものでしょうか。
この者が自分で人生の目標として立ててきたものでしょうか。
やりたいものでしょうか。
違うでしょう。
でも神の計画の歯車の一部として、神の道具として、神の手足となることにより、自分の人生のやりたいこと、やりたくないことすべてを度外視し、自らの人生を投げ出すことをもって、懸命に頑張り続ける。
そこにおいて、この者は自らの修行をしていくのです。
それは、好む好まざるにあらず、自分の中で、自分が望まないことであったとしても、神の計画に、神の手足となってお役に立つということを、無上の自らの喜びとすることによってのみ成長できる、そのような稀なるチャンスであるということなのです、今回の転生は。
そこをわかっていただきたいと思うのです。
みなさま方にはみなさま方の目標があったでしょう。
もし、このような急場の、このような展開にならなければ、みなさま方が立てられた青写真の計画という、努力目標があったと思うのです、それぞれに。
でも、今回はこのような結果になってきたことによって、本来、自分の人生の目標、立ててきた目標とは大幅に違うことを要求される場合があるのです。
それを通して、でも、それを通すからこそ、自分ではとてもじゃないけど臆病になって挑戦しなかったことに、あなた方は無理やりにでも挑戦し、それを通して、しゃにむに頑張り続けることによって、本来の成長以上の幅を、高さを、自分に課すことによって、ハードルを乗り越えることによって、あなた方は霊的にも、実力的にも、たいへん成長する機会を神から与えられるかもしれない。
そういうのが、今回の特殊な、こういう希有な場合の使命でもあるのです。
ですから、不本意だと思うこともあるかもしれない。
こんなはずじゃなかったと思うこともあるかもしれない。
でもその時に、私があなた方に聞きたいのは、ほんとうに命を張って、神の手足としてやる気があるか。
その覚悟があるか。
そこにおいて、あなた方は自分の人生をそんたくすることなく投げ出して、そこに、人類のためにお役に立てることをもってよしとするだけの覚悟を、あなた方はなさることができるか。
そして、その人生を、あなた方の残された命を、このミカエルにくださるか。
差し出してくださるか。
そのことを私はもう一度、あなた方に聞きたいのです。
5.世界中で待っている光の天使たちのために
私もこの計画を発動する段階で腹を括っております。
命をかけているのです。
この地球を何としても、いつまでも魔界の者たちに蹂躙される不自由な暗黒の星にしておきたくはないのです。
地球意識をいつまでも苛むような、そのような惑星のレベルにしておきたくないのです。
もっと自由に神の子であることを謳歌し、みなが自由に伸び伸びと幸せに、自らの才能を開花していけるような、そのような愛の星にしていきたいのです。
そのために今、サタンたちに負けるわけにはいかないのです。
そのための最後の大救世の運動であったということであり、この計画が練られた根本的な意味があるのです。
この今、最後、クライマックス、土壇場に来ているということ。
この時に、ここまで来だのならば、最後はもうひと息なのです。
この法の種を人びとの手に届け、そしてそれを、人びとの心の中にその種を落としていくということ、それをすれば、次の時代の者たちが、それを文化として花開かせていくことができるでしょう。
そうしたならば、明治維新のように世界維新となって、ひとつのうねりの中で、怒濤のごとく地球が愛の星へと変わっていく時代が来るのです。
焦ってはいけません。
すべてはステップバイステップで起きていくことなのです。
これをもって世界に広げ、そして多くの人びとを感動させていくには、まだまだ時間がかかるかもしれません。
でも、多くの人びとが、世界中に生まれてきた光の天使たちが、その時を待っているということなのです。
6.魔界の者たちが本格的に動こうとしている
そして、これが打ち出されるからこそ、魔界の者たちが、今度は本格的に動こうとしている。
そのための我々の、防衛体制というものが、今しかれようとしています。
あなた方ではわからない魔との戦い、あなた方を引っ掛けていく、そのような者が、これから数々の危険として襲ってくるかもしれない。
でも、いつも神とともに、自らの欲とか、自らの人生が、とか、そういう小さなことではなくて、神の計画の中で無心に、神にお役に立つことが自分自身の本懐であると、自分の使命であると、そのように思うことができたのならば、何も何も、危険なことはないということです。
そこの間に隙間ができたとき、あなた方の心の隙間に、彼らは爪を掛けてくるということなのです。
そこを理解していただきたいのです。
そうやって去っていった者、そうやって別れていった者たちの心を見ればわかるはずなのです。
無心な境地で、なぜ私とともに歩もうと思ったか。
そこには今回の救世の計画のために、このミカエルのために命をくれようと、そのような忠誠心で来た者たちもいるのです。
でも、いつの間にか、自らの人生を欲するがあまり、神とともに生きることよりも自らの人生のほうを選んでいく、その隙間の中に爪を立てられるのです。
でも、今これから頑張っていくうちに、これからミカエルのもとに集う者たちのエネルギーというのは必要なのです。
戦闘系たちの護衛が少なすぎるのです。
だからこのように簡単に結界を破られてしまう。
あなた方の中でも、もし戦闘系の者たちがいるのであれば聞いていただきたい。
あなた方の中にある力を最大限に発揮することに、ためらいを持たないでいただきたいのです。
戦闘系で修行してきている過去世を持っている方たちはおられるでしょう。
その時に、自分はこうだから、黄金光線の坊さんであるからとか、ホワイト霊団であるからとか、はたまた裏であるからとか、そのようなこだわり、そのようなことは一切取り去ったところで、最大限の戦いをしていただきたいと思うのです。
力というのはトータルなものなのです。
何系だからあるのではない。
だから、あらゆる光線をまわって修行するのです。
そのトータルの光線の中で、トータルにまわってきた自分の実力を今、総合的に発揮することによって、あなた方のこれからやるべき仕事の質と量というのは変わってくるのです。
一面的なものだけでできるほど、神理の修行というのは浅くはないのです。
特にこのクライマックスに来たときは、どれだけ正しい法を知っていたとしても、学んできたとしても、魔ひとつ、かわすことができないような、弾き飛ばすことができないような者であったとしたら、最後、神理の伝道の、法の普及というものには、何の実力も出すことはできないということです。
ですから、あなた方が、もしこれから頑張っていくのならば、自らの中にある自己限定の垣根は全部取り払い、自分は何系であるからとか、そういうこだわりは全部捨てて、自分の中にためてきたもの、自分の中にストックしてきたもの、そのすべてを愛して、そして、そのすべてをもって全力を尽くして、この使命の中に尽くしていくのだと、応用していくのだという、そういう総合的な自信を持っていただきたいのです。
それが、あなた方が今回本体で出た意味でもあります。
分身としてさまざまなところに出て修行してきました。
ひとつの時代を生きてきた方もいるでしょう。
ギリシャに出たり、インドに出たり、はたまたインカに出たり、ムーに出たり、アトランティスに出たり、さまざまなところに出て、何を学んでこられたのか。
それはさまざまな文化を経験し、そして、さまざまな光線の指導下にいることによって自らの魂の幅を広げ、そしてあなた方の実力を、魂の実力を、引き出しを豊かにするために、今世地球に生まれて、あなた方は数限りない転生輪廻を繰り返してこられたのです。
そして、今この地球文明の総決算期、最終的な卒業試験をあなた方は受けようとしているのです。
どの立場の方であってもそれは同じなのです。
そのために本体が出てきている。
ここにおられるような方がたであるならば、特にそういうことなのです。
そして、その本体が出てきて最終的なテストを受けるとき、この救世の運動の中で、この使命の、この椅子に座って受けるということの中で、いちばん隠すことができないあなた方の実力というものが問われるのです。
今までは、さまざまな肩書きによって隠されてくることもあったでしょう。
ここまで合格点と言われたこともあるでしょう。
でも、その一断片、一断片の人生の転生ではなく、それを全部統合し、総合的な実力として、こういう救世の最終的な現場において、ほんとうに法が理解できていたか。
行動力があったか。
そして、魔との心の油断をつくらずに実際に実践できたか。
そして感性は磨かれていたか。
知性はあったか。
理性はあったか。
そのすべてがトータルに発動されなければ、あなた方が請け負っていくような、こういう救世の運動の使命というのは果たすことはできないのです。
それくらい高度なものであるということです。
実践を伴った高度なものであるということなのです。
それを、あなた方は今世の最終的な卒業試験になさろうとしているということなのです。
それこそが個人の修行の究極の目的でもあります。
ほんとうはこういうことがしたかった、こういうふうな人生の目的が欲しかった、そういうこともあるでしょう。
でも今回の人生の、今回のこの、今の時代ということを通して、あなた方はご自分の魂の、最もふさわしい、最も卒業レベルの難度の高い場所に今いると思っていただきたいと思います。
よろしいですか。
今、私は誰か個人に向けて言ったことではありません。
あなた方すべての方がたに、そして、これをまたいつか聞かれる、今見ぬ方がたに対してのメッセージなのです。
この運動を通し、つながることにより、みなさま方はご自分たちの究極の卒業試験を受けられるのであると。
どのようにパスしていきたいかを考えるのはみなさま方です。
そしてあなた方が望む、望まない以上にハードルが高いのも、今回のこの救世運動の、第三の計画の醍醐味でもまたあると思うのです。
どうかみなさま方、覚悟を決め、虚心な思いで、無心な思いで、私に、この神の計画の実行のために、今世の命を、そしてあなた方の智慧を、力を貸していただけるよう、お願いしたいと思うのです。