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Project Eden

第2章1 ノストラダムス:山羊と羊が分けられるとき

わたしの名は、ミッシェル・ドウ・ノストラダムスと申します。

わたしは、中世のフランスで医師とし、また予言を預かる者として活躍した者でございます。


『諸世紀』におけるわたしの予言は、もうほとんど成就し、残されたものはわずかとなりました。

今、残されたそのわずかな予言が成就されようとしています。


わたしは、予言の内容をあからさまに伝えることで、人びとに混乱や恐怖心を与えることを好みません。

しかし、起こるべきものは起こり、それがもう目の前にきているということを、あなた方にお伝えしなくてはなりません。


わたしは予言したはずです。

この日本より興る救世運動が成就し、東洋の帝王、仏陀がよみがえる時、その唯一の者のみが、全世界を救うであろうと。

しかし、東洋の盟主は今や、その志半ばにして、その使命を果たせなくなりました。天変地異においても、その予言においても今は、とても難しい時期です。


仏陀の意志を継いだあなた方が、その役目を果たせるのなら、今後の災害は、大きなものになるか、小さなものになるか、いかようにも変わるのです。


今、主エル・ランティにより第三の計画が開始され、我々としても、あなた方がどのくらい頑張れるのか、見守っているところでございます。


起こるべきものは起こるでしょう。

しかし、その規模はまだ決まっていません。

ヨーロッパは沈み、北欧はほとんどその姿を変え、最悪の場合は、この日本も危ないです。

しかし、神はけっしてあきらめることなく、人類を救おうとなさっておられます。


あなた方は、その責任の重さにつぶれそうになるかもしれないけれど、起こるべきことが起こるものもあるので、すべての責任は感じないでください。


やれることを精一杯、おやりになればいいのです。

どういう形であれ、人類の未来は聞かれていくのですから。

残された人びとで、天変地異後の世界を建て直すのです。

その時に、本物の神の法を残してあげてください。


暗闇に閉ざされ、心のよりどころをなくした人類に、真実の生き方と意味を記した、神からの本物のメッセージを、残してあげてください。


それだけが、人びとを照らすともしびとして、人類の希望として語り継がれ、新たな文明を興す原動力となるのです。

人類の未来を、サタンたちに任せてはいけません。

神のもとへ、神のもとへ、戻ってくるよう、呼びかけるのです。


イエス・キリストがおっしゃられたように、世紀末のこの黙示録の時、羊と山羊が分けられるとき、あなた方はどちらにつくのですか。

神のもとですか。

それともサタンのもとへですか。

サタンたちはひとりでも多く、自分たちのもとへ、魂を引きずり込もうとしています。


神の子たちよ、あなた方は神の子であり、神のもとから分かれてきた神の子たちであるということを、思い出しなさい。

そのあなた方の選択が、この地上の天変地異の規模すら決定するのです。


神は今、悲しみの涙を浮かべ、多くの方がたが亡くなられる様子をご存知でおられます。

しかし、この悲しみの時を越え、再び神のもとへ戻るために、新たな文明を建て直す時がやってきます。


今までつくった人類の業を、一度清算して、新たな夜明けを踏み出す時がきています。

あなた方の使命は、この混乱期に本物の法を守り、心ある人びとを今再び集結させ、新たな二十一世紀への文明をつくる、チャレンジャーとなることです。


新たな文明をつくるとき、ミカエル大天使ならびにその直属の者たち、そして日本神道からも、仏陀のもとからも、建て直しのための戦士たちが跡を継ぎます。

そのために今天上界は、主エル・ランティのもとに、宗教、宗派を超えて集結しています。

今天上界は、この大号令のもと、ひとつになっています。


あなた方も早く皆を集め、一丸となって、全世界に呼び続けてください。

できるのです。

この日本から世界へ伝えていくことは可能なのです。

少なくとも仏陀は、日本から興ったこの運動が、世界を救うことができるから、今日の計画を立てられたのですから。

しかし、時は迫り、残された時間も少ない。


早くあなた方は始動しなさい。

全世界を救うために、この地球を救うために、この地球の未来を救うために、あなた方は今あなた方のできる限りのことをしなさい。


この時代にこの日本に生まれ、神の法を聴けたあなた方は、過去の歴史をみてもまれな、幸運な方がたなのですよ。

けっして、今回の転生を無駄にしてはいけません。


日本以外のところに生まれ、仏陀の法すら聴けなかった人びとに、このようなことは、したくてもできないのです。

すべての流れを知っているあなた方だから、このような使命を果たせるのです。

謹んで、今回の計画におけるあなた方の使命を受け取りなさい。


エル・ランティはじめ、イエス・キリスト、仏陀、モーゼ、このような方がたから勅命でメッセージをいただき、使命を告げられることなど、ただの一度もなかったのです。

いつも九次元の方がたの意思は、メッセンジャーの天使たちの手により、伝えられたのですから。


あなた方はたいへん幸運な者たちです。

ひとつずつ本来の正しい神の法をより分け、心正しい人びとと共にいま一度、エル・カンタラーのできなかった分まで頑張ってください。

エル・カンタラーは、降ろすべき法はおおかた降ろされたのです。


第二段階になって、その法を日本中に広め、天変地異後の世界の人びとにその法を伝え、神の言葉を伝え、救済するという仕事が残っておられたのです。

そのやり残したことをまずやりなさい。

そして何よりも大切なのは肉体ではなく、神のもとに立ち返って、魂こそが最も大切なものであるということを、人びとに告げなさい。


肉体はまた転生すれば、いくらでも代わりがあります。

しかし、一度踏み外し、地獄へ堕ちた魂を取り戻すのは、並大抵のことではありません。

地球人類の魂のレベルアップをかけた今回の計画なのです。

この浄化の時に、永遠の魂を救うのがいちばん大切なことなのです。


この地球意識も今や、病んで苦しい状態にあります。

今このがん細胞のような人類を、本来の正しい人びととして生まれ変わらせなければ、いくら外科的処置で人類を滅ぼしても、地球は救われません。


いまや人類は悪い病原菌のようになり、地球意識をむしばんでいます。

どうかあなた方は、悪いウイルスなのではなく、誇り高い神の子なのだということを、今一度自覚しなさい。


かつて地球意識によりこの地球が誕生した時、どの惑星よりも豊かで美しい星として生まれました。

大いなる人類の修行の場として、神よりプレゼントされた、最高の贈り物だったはずです。

それをけがし、地球という惑星の生命すら、危険に陥れた人類の罪は重い。

今はその罪をあがなうため、人類の復興運動をするのです。


地球意識の命もかかっているのです。

そのことをよくよく受け止め、目の前の天変地異にのみ、心奪われることなく対処してください。


少し長くなりましたが、これにて失礼致します。


ノストラダムス

(1503年-1566年)
ミシェル・ド・ノストラダムスはフランスのサン・レミ・ド・プロヴァンスに生まれた。1550年代、アンリー王朝の典医として仕えた。一方、占星術師としての著述活動も始め、四行詩を用いた象徴詩による様々なる「予言」を行い、代表作『ミシェル・ノストラダムス師の予言集(別名『諸世紀』)』などを著した。
その的中率から、当時の王族や有力者も彼の予言を評価し、1564年には、国王シャルル9世から「常任侍医兼顧問」に任命された。また、後世を含め、彼の予言詩解釈をする者たちが多く現れた。
1999年、地球に起こる大天変地異とそれらに伴う文明の大転換を予言したが、天上界「第二の計画」の頓挫により、それらの現象は延期された状態となっている。
ノストラダムスは現在も、霊天上界の八次元如来界において、預言者ヨハネ、エリヤらと共に地球及び人類の進化計画を推進する霊系団のメンバーとして活躍中である。

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