Project Eden
1.避けられぬ天変地異であったとしても時と場所は選ばれる
わたくしは天上界より、今回の計画の地上への影響を考え、数々の予言を吟味する立場にあり、わたくしどもの中にも、今回、レムリアのこの計画におきまして、いかように天変地異に関する予言を入れていくか、盛り込んでいくかということをさまざまに論議していたものでございます。
あなた方もお気づきであると思いますが、今、世界的に数々の天変地異の前触れのようなものが起きてきているのです。それは、本来であるならば、もう少し早くに起きていたことなのですが、今回、第三の計画が発動されるに至り、十次元よりの光をいただくことにより、その時期というものをしばし延長し、その時というものを神よりいただくことにより、急濾、その体制を整え、この計画を発動させていくための猶予をいただいたのです。
あなた方がさまざまな困難の中、すでに二冊の本を出され、今、法の編纂にかかられておられるということを、わたくしどもは天上界より見ておりまして、心からうれしく、心から期待をしている者たちなのです。
その神の法というものを中心に、メインに据えて今、レムリアが活動をされておられるので、天変地異ものをあまり出すことにより、いたずらな興味本位の者たちが集まり、そして逆にスキャンダラスなものの中で、レムリアが、この計画が翻弄されることを、わたくしどもは好みませんでした。
わたくしの降ろした予言におきましても、こういう大事な法理念が降ろされるような天上界の計画があったときには、天変地異は引き止められたり、先送りされたり、それから起こる場所ということに関しても、別のところにエナジーというものを持っていくという、そのようなことも計られます。
ですから、多少の予言のずれというものは、やはりあるのです。
天変地異というものは、けっして、すべて起きるという必然があって起きるのではなく、その時期の、時代のマイナスの想念、マイナスとプラスの想念のぶつかり合いの中で、どうしても吐き出さねばならぬものを、どこの部分において吐き出していくか。
そして、世界中に大陸というものがありますが、その上に人びとが生活をしているわけなのです。
そうすると、その上空に、やはりその場所、場所において、その想念のマイナスエナジーの集積量というものが違うのです。
それをきれいに晴らすために、我々は、どこがいちばん犠牲が少なく、効果的にそのマイナスエナジーのスモッグというものを払っていくことができるかということを考えながら、その浄化というものを計っているのです。
根本的に変わらぬもの、根本的に天体上の意味において、避けられぬものもあるのです。
しかし、地球内のことにおいては、場所を移動させることにより、その危機的状況を避けられることもあるので、その時間帯、地震の起きる時間帯、それと、起きる場所、それと、そこに住んでいる方がたがいかようにその中において、天変地異に巻き込まれたとしても、それが、あまりマイナスの方向に動かないように、その方たちの魂の浄化に役に立っていけるように扱えるかというようなことまで考えて、我々はその分野を担当して、天上界で天変地異を計画しているものなのです。
その視点から見まして、実際に相当量のストレスというのが、地球意識にかかっている時期であるということは否めないのです。
そして、いくら十次元より光をいただきましても、そのストレスというものを、そろそろ出さなくてはいけない。
それであるならば、起こしたことにより、今回の計画の実証となるようなところに出してほしいということが、再三、我々のほうに申し出があったのです。
今回、あなた方の計画が、レムリアという時代の方がたが、指導霊ないしは巫女をされておられますので、レムリアというのを前面に出すことにより、過去の古代文明が実際にあったのであるという、地球の歴史というものを証明していく方向に、同じマイナスエナジーを発散させるのならば、使えないものであろうかという依頼が、マヌ様、ゼウス様あたりから、我々のところに相談がございました。
それで、インド洋上の場所に、地下にエネルギーを持っていき、そこにおき、我々としてもあまり起こしたくはなかったのですが、そこにおき、マイナスのエナジーの浄化というものを計ったのでございます。
それにより、相当、海底は隆起し、かつてその地震の震源とか構造を調べるために人びとはあまりインド洋の海底というものは調べたことがなかったはずなのです。
あまり地震が起こらない場所というふうに思われてきたはずなので、あの地下のマントル、地下の断層というものに対する研究は、それほど盛んではなかったはずなのです。
アトランティスとか、太平洋、大西洋のほうの、あちらのほうが、たぶん研究としては発達していたのでないかと思われます。
しかし、今回の巨大な地震がいくつかあることにより、今や世界中の地震研究家の目は、インド洋の地下に向いております。
海底探査といわれるようなものも、今の現代科学の中で盛んにされております。
その科学の粋をもって、インド洋の海底を調べていく中において、レムリアのかつての神殿、かつての巨大文明の跡というものが発見されていくように、我々は計画を立てているのも事実なのです。
それであると同時に、今この海底隆起が起きてくる、巨大地震が起きてくる、そのはるか、約十年近く前から我々の言葉をレムリアの予言として、霊言としてあなた方が聴き始めていたという、その事実をもって、天上界がほんとうにこのような計画を起こしているのであるということを、人びとに実証する術として、証しとして使えるのであるのならば、その犠牲も無駄ではないのでないかというふうに、他の指導霊の方がたは判断され、我々もそのように判断したのでございます。

ノストラダムス
(1503年-1566年)
ミシェル・ド・ノストラダムスはフランスのサン・レミ・ド・プロヴァンスに生まれた。1550年代、アンリー王朝の典医として仕えた。一方、占星術師としての著述活動も始め、四行詩を用いた象徴詩による様々なる「予言」を行い、代表作『ミシェル・ノストラダムス師の予言集(別名『諸世紀』)』などを著した。
その的中率から、当時の王族や有力者も彼の予言を評価し、1564年には、国王シャルル9世から「常任侍医兼顧問」に任命された。また、後世を含め、彼の予言詩解釈をする者たちが多く現れた。
1999年、地球に起こる大天変地異とそれらに伴う文明の大転換を予言したが、天上界「第二の計画」の頓挫により、それらの現象は延期された状態となっている。
ノストラダムスは現在も、霊天上界の八次元如来界において、預言者ヨハネ、エリヤらと共に地球及び人類の進化計画を推進する霊系団のメンバーとして活躍中である。

3.プラスとマイナスのエネルギーの真ん中で
それぐらい希有な、まれなる、まれなることが今、行われている。天上界が総力を結集して立て直す、地球文明始まって以来の大計画が、今、行われようとしているということ。その大事な、大事なターニングポイントに今、いるということ。
そのことを思ったのであるならば、この計画の重要性ということ、そして、この計画がいかに魔界の者にとってみたならば、命がけでつぶさんと、その勢力を挙げてきているかということ。
そのことを、ここに集う方がたは考えなくてはいけない。
並大抵でない神のエナジーが降りた計画であるのならば、並大抵でないマイナスのエナジーの総力を挙げて、道を阻まんとする。
そのような巨大なプラスと巨大なマイナスのエナジーのぶつかり合いのもとに、そして、地球の地殻変動においても、地球意識といわれる十次元のエナジーがその核の中に入られ、そのエナジーとともに、天上界の期待を込めたプラスのエナジーに対して、巨大なマイナスのサタンたちのエナジーと、人類が今まで積み上げてしまった、その地球の表面を覆っているマイナスのエナジーの総量との、大いなる最後のクライマックスにおける、ぶつかり合いの瞬間であるということ。
それはあらゆる意味において、総清算、総決算が行われていく瞬間であるということなのです。
その意味において、大陸が沈没するかもしれない。
大陸が隆起するかもしれない。
大津波がくるかもしれない。
巨大地震がいくつも起きてくるかもしれない。
ポールシフトがあるかもしれない。
さまざまな、それはその時のプラスのエナジーと、マイナスのエナジーのぶつかり合いの清算の仕方によって最後の総決算が行われていく。
そして、それをできるだけ無難な、未然に災害を防ぎ、そして宇宙文明に至る、地球のレべルアップをかけた素晴らしい神の星、仏国土、ユートピアにこの星を変えていくために、最大限の努力と計画をもって頑張っているのが天上界の者たちなのです。
それに対して、それをさせないがために、このマイナスのエナジーが増強した、この今の時をもって、人びとを地下に引きずり込み、人びとに巨大な失望の念と、信仰に対する不信の念を持たすことにより、この地球をマイナスの側面から支配しようと思っている者たちの、エナジーのぶつかり合いでもあるのです。
その両方が今、この地球のクライマックスにきて、激突しているということなのです。
あなた方は、ちょうどそのへそのようなところにいる。
まさに、その過去からの連綿とした積み重ねの中に、そして今、あなた方が未来の鍵を握っている方がたであるということをもって、あなた方に天上界においても総力を挙げてコンタクトし、今までから見たならば信じられないような神の恩寵の中に、あなた方は今、通信を受けているけれども、それと同時に下からの、今までにないほどの卑怯な、力ずくの妨害を受けているということも事実なのです。
その巨大なマイナスとプラスのエネルギーの渦の真ん中にいるのがあなた方であるということ。
少しでも、自らの心に隙をつくり、怒りや闘争心や復讐心に燃えたのなら、あっという間に、この神の国に通じるパイプがマイナスの世界に一瞬にして変わっていってしまうかもしれない。
そのぐらいのギリギリのところで、あなた方が仕事をしている。
わたくしたちから見たならば、真っ白な神の光、黄金の光の渦と真っ黒な暗黒のエネルギーの渦の、その渦の両方が潮目のように動いている、その真ん中にあなた方がいるというのが見て取れるのです。
そのようなところにいる。
恩寵と最大限の危険性の中にあなた方はいる。
だから、ミカエル大天使があなた方に言われるのです。
「心に隙をつくるな」と、「隙がまだまだある」、「まだまだ甘い」と、その最前線で暗黒のエナジーを引き止めて、あなた方を命がけで護っておられる方だからこそ、あなた方にあのようなきついことをおっしゃられるのだと思います。
でも、わたくしたちの世界から見るなら、まさに、そのような渦中にあなた方がいるのであるということ。
その認識を持ったのであるならば、今、地上で起きていることというのは、納得できるのではないでしょうか。
あらゆる魔のエネルギーは、トリックは、すべて人びとの心の中にあるのです。
外から来る場合もありますが、外から来るような、たとえば交通事故とか、そのような災厄のようなものがあったとしても、災害みたいなことがあったとしても、それはあなた方の心が天上界に、神の心に通じているならば、いくらでも守っていただけるものだから、けっして、それは怖がる必要はない。
だけれども、あなた方の心の針がひとたび、天上界ではなく下を向いたのならば、もう瞬間的に、暗黒のエナジーの中に飲み込まれていくということ。
それを過去の指導者の方がたの今回の計画を見ていても、あなた方、学ばれたでしょう。
そうでしょう。
わかりますね。
あれだけの方がたであっても、真っ暗な暗黒の世界に、今おられるのです。
そこから抜け出すことは、彼らがもう一度、天上界の波動のほうに心の針を向けなくては無理なのですが、あんなに漆黒のような暗黒のエナジーに取り囲まれたらば、なかなか本人の力だけでは抜け出てくることは難しいのです。
まして、霊的な意味におき、地下の者と通じた者は、そこを通路にして何度でも入ってくるので、なかなか難しいのです。
きれいな純粋な、黄金の光を入れられるパイプというものを天上界は常に捜しているのです。
そして、そのような方がたを地上にメッセンジャーとして預言者として送りこんで、数々の天上界の神の計画を興してこられたのです。
ひとつの救世の大事業なのです。
2.神の計画があってこその一人ひとりの天命
皆さま方は今、地上のあなた方の様子を見ておりまして、さまざまな自分たちの気持ちの中で、この計画に携わっておられると思いますが、わたくしのような立場にある者から言わせていただきますと、地上の方がたの認識の中に、神の計画あってこそのおのおのの使命があるのだという認識が薄いのではないかと、わたくしは思うのです。
神の計画という、この十八世紀、十九世紀あたりからのスピリチュアリズムの、この霊的な世界の実証、明かすための計画というものが神の国に、天上界における大いなる計画の一環として、綿々と続けられ、努力されてきた。
その延長上に今、レムリアというのがあるのであると、そのような認識をあなた方は持たなくてはいけないのです。
自分ひとりがどこかの神理をつまみ食いし、自分たちだけでそのような計画ができると思うのは、地上の人間の大いなるおごりであるということ。
わたくしたちのような者であっても、天上界においては、大いなる神の計画とご指導の中で、我々はその持てる能力と力を最大限に発揮することにより、この神の計画の一助となすために、精一杯の努力をして、この計画を推し進めようとしているものなのです。
それあってこそ、一人ひとりの天命、一人ひとりのパーニャパラミタと呼ばれている内在する素晴らしい神性というものが生かされ、人びとのために、神のために、この地球のために、燦然と個人の神の子としての光が輝き渡るということなのです。
自分のエゴのために、自分本位のために、自分たちが神をかたり、その使命を果たしているかのような、バラバラのことをしていても、本来の内在する神の子としての神性はほんとうの意味では花開かずー。
そして、大いなる計画のために生かされてこそ、生かされてこそ、その数倍の値をもって自らに戻り、それがますます自らの中にある神の子としての神性を何倍にも増幅し、引き出し、反射し、光り輝き、多くの人びとを救うための使命をいただけるのだということ。
無私なる思いという言葉で、あなた方は言われているかもしれないけれども、無私なる思いという以上に、無私なる思いを通り越して、大いなる大計画のために、大いなる神の愛に仕えるために、自らの命を、自らのエナジーをお使いくださいと、そのような無心なる思いで、自らの命を投げ出した時にこそ、我々が神より創造され、与えられたこの命というもの、智慧というものが真に輝き渡り、大いなる計画の中において人びとを救って、地球意識を救って、地球のレベルアップのためにお役に立たせていただけるのであると、その観点をあなた方は、けっして忘れてはいけないのだと思うのです。
一人ひとりは尊いけれども、一人ひとりは全体のために、一人ひとりは神の愛の具現者として、全体に奉仕するために自らの命はつくられたのであると、そのような気持ちでもって自らの命、生というものを生き続けなければ、わたくしはあまり意味がないと思うのです。
まして、神を語るのにエゴイスティックなものの中でしか神とか信仰というものをとらえられず、自己実現の道具として、その名を語るときに、神の名を語ってはならぬのであると、その厳しさを、もっともっと地上の者たちは知らなくてはいけません。
このような大計画のクライマックスにきているのに、その大いなる計画に、自分はどのような形であったなら参加し、どのようなささやかなものであっても、己の個性を生かし、この計画のために一筋の光としてでもお役に立ちたいと思うのでなければ、今のこの時代に、この日本に生まれてきたこと、そして、レムリアを通してこの霊言を知りながら、ましてや、ここの席にかつて座っていった者たちのように、何のためにこの地上に生まれてきたかという、その意味すら間違いであったという、そこまでいってしまうのです。
そのことを、彼らがわたくしたちの世界に帰って来られれば、すべてはわかること。
それほどの、神のお立てになった天上界の立てた大計画の中にあなた方がおられるということ。
そのことを考えたのならば、大いなる計画の奉仕者として、今生の自分というものを見つけておかれる、そのようにお考えいただきたいと思うのです。
その認識が甘いから、わたくしがお見受けする限り、神に向かい、神のこの最後の計画の足を引っぱるということが、どれだけの罪として本人に返ってくるかということを思うと、わたくしは、ひじょうにその者たちを不欄に思うのです。
してはいけないことがある。
けっして、してはいけないことがある。
それは神の立てられた計画に、その使命を果たさんがために動いている神の使者たちの足を引っぱること。
それは彼らを、使者たちを冒涜するだけではなく、天上の神々、宇宙の根本である神を冒涜することにほかならないことであるということ。
4.レムリアで具体的な予言はしない
そういう意味におきまして、我々の次元の言葉をキャッチできるー、以前にもどなたかがおっしゃられていたと思いますが、次元というもの、波動をキャッチできる霊媒の次元というのがあるのです。
よろしいですか。上の精妙な、ひじょうに上に行けば行くほど、デリケートな、精妙な、そして自由自在な理念のアイデンティティというのをキャッチできるようになるのです。
具体的な日時、具体的なもの、もの当てとかいうものは、逆に言うと、地上の霊媒においては、下位霊界のものと通じる者のほうが得意なのです。
霊視、霊聴におきましても、どちらかというと、もの当て的なものにおいては、霊媒においては、あまり上位ランクでない者のほうが得意とすることが多いのです。
それは逆に言うと、動物霊などでもできることがあるということなのです。
でも、目に見えるもの、そして、もの当てのようなもののほうが、多くの人びとにとっては受け入れられることが多いので、派手な側面があります。
この者が担当していたり、あと、ほかのシルバー・バーチとか、ああいう霊言、霊媒の人たちは、あまり細かい具体的なことは言ってないはずなのです。
それを言うことは逆に、彼らが神の国の、神々の言葉の理念、神の法の根本にまつわる理念、アイデンティティというものを伝える、霊言者としての資質を持っていることの証明でもあるのです。
ひじょうに抽象的な言葉ばかりを言うかもしれないけれども、抽象的でありながら、かつ、ひじょうにシンプルな神理というものを語れる、それを我々から見ると高位霊界の霊媒というのです。
神の理念は実にシンプルなのです。
けっして、難しい愛の理念ではないのです。
イエス・キリスト、ナザレのイエス・キリストが語られたように、常に易しい言葉で、シンプルに語られるのが、本来の神の愛の法であるのです。
その理念を伝えるためのメッセンジャー、霊媒たちというのが、やっぱりおります。
その理念を伝えられる者がいる時に、あまり、もの当て的なこととか、それとあと、わたくしが言いたかったのは、天変地異とかにおける予言ものというのは、時間軸が我々と三次元では違いますので、やはりカウントしていく時において、ひじょうにずれが生じることがあるのです。
その意味においては、わたくしとか、ヨハネとか、黙示録のヨハネですね、それと、エリヤとか、わたくしたちは専門家でありますので、そういうものをカウントするのがまだ得意なほうではあります。
ですから、ひじょうに具体的なことを言うことができるのですけども、この霊媒の巫女に関しましては、ひじょうに感性を中心にし、言葉を預かる。
そして全身に入れるというよりは、自分の言語器官を通じて、テレパシーでキャッチしたものを言語化し、我々の理念を地上の方がたに伝えるという、それが彼女の持っている才能でもあり、彼女の力量でもあり、彼女の限界でもあるのです。
ですから、具体的なことを、たとえば地名であるとか、それから人の名前であるとか、日数であるとか、そのようなことに関しては、やはり得意とするところではないというのを、わたくしは見ておりますので、あまり具体的な日時とかを言うことは、それは別にこの者だけではなく、かつてのOにおいてもそうでしたし、ほかの方がた、わたくし自体においても、多少の時間的なずれというものもあるので、この者に、そういう詳しい予言をさせるということは、控えたほうがよいのではないかというのが、我々の世界のほうからの一致した意見であったので、今までレムリアでは、具体的なことはあまり降ろしてこなかったというのがあります。
せっかく、これだけの諸聖人、天上界の高級霊たちが素晴らしいメッセージを送っているのに、たったひとつ天変地異に関して、もし時間軸や起こるものがはずれたと地上で評価されて、他の方がたのメッセージすべてが偽物であると、でたらめであるというふうに言われるなら、それは、とってももったいないことであり、逆にインド洋が上がろうと、大西洋が上がろうと、どこが上がろうと、別にエネルギーのストレスを発散させるのは、どちらでもいい時であるにも関わらず、どこが上がった、上がらないということだけで目くじらを立てるのが、地上にいる者たちであったりもするので、やはりそのような危険性の中で、今回の天上界における、このたくさんの霊人方が、まれにみるメッセージを送っているという、この天上界の宝を今地上に理念として降ろしているときに、いらぬ嫌疑がかかることはやめようということで、今まで延ばしてきたのです。
しかし、時は迫り、これからは天変地異も起きていくのです。
多くの犠牲者がもうすでに数々の、日本におきましても、大きな地震が起きております。
世界中においても、どんどん起きてきたでしょう。
しかし今、東京を、ここの場所を直撃する地震は避けられております。
なぜ避けられているか。
この間、新潟のほうで起き、九州のほうで起き、今いくつかの場所で、日本列島においても、遠くのほうに、遠くのほうにとばすようにしながら、日本列島のストレスを、今発散しているのです。
今、この東京で起きてしまったのならば、この今の、あなた方の計画は、仕事ができなくなってしまうということを考えて、なるべく違う場所のほうに出している。
それと今、東京で巨大地震がすぐ起きたのなら、地獄のようなエネルギーがこの東京上空にありますが、これが今、大地震でものすごい数の方がたが亡くなれば、阿鼻叫喚地獄と化して、あっと言う間に、ものすごいマイナスのエナジーが吹き上がってくるのです。
人びとの絶望の念というのは、ひじょうなマイナスエナジーですので、上空のマイナスエナジーを消す以上に、やっぱり多くの人びとの悲しみの念というもので、この東京が地獄と化してしまうのです。
でも、なんとか分散しながら、この東京の上空にあるものも晴らさねばなりません。
それをしなければ、地球自体がもたぬ状況になる。
特に地下のエナジーで持っていくことができることもあるが、やはり日本は日本として、溜めてしまった、自らがつくった原因を日本の中において発散しなければいけないこともあるのです。
ですから、その兼ね合いにおいて、なるべく危害の少ないように、そして、ご不幸にもそれに巻き込まれた方がたにおいては申し訳ないのですが、やはり犠牲のなるべく少なくすむような時間帯とか、そういうことを考えて、我々は地殻というものを維持するために、天変地異というものを計画しているのです。
5.霊言をインターネットで世界に広めていきなさい
あなた方は詳しいことを聞きたいのかもしれない。でも今、レムリアがこのような天上界のメッセージというものを、これだけの数降ろし、これだけの体制になってきた。まだまだではあるけれども、でも今、見ておりますと、インターネットとか
ネット販売のようなことをしながら、霊言をタイムリーに出していくことができる。
これは今、たいへんご苦労なことであると思いますが、結果的に最後に出ていくのが、このネットで世界に発信されていくということが、予言の中に組み込まれているのです。
今、あなた方が一般書籍と呼ばれているものは、そのうちネット販売に切り替わっていく時代がくるのです。情報はコンピューターを通して、世界中に発信できる時代というのがきます。
そうすれば、今は一冊の書籍を求めるために本屋さんに行ったり、探したりとかっていうことが、ずいぶん以前より少なくなってきて、パソコンで予約して手に入れることができる時代でしょ。
それと同じで、これからレムリア・ルネッサンスというものが、書籍により広がっていくのならば、レムリア・ルネッサンスに直接、世界中からアクセスして、霊人たちの言葉というものを発信できるような、情報だけでも発信していくことができるような、そういう時代が必ずやくるということ。それだけは、わたくしが予言しておきたいと思うのです。ですから、方向性としては、まずこちらの方向で行くということ。
そしてこの間、イスラム圏に向けての書籍ということも言われておりました。確かに、イスラム圏の人びとにも読んでいただきたい、マホメットが、アラーが言われている言葉を。しかし、それが一般書籍になるということも大事ですけれども、世界に向けて発信できるベースを、あなた方のこのインターネット上でつくることが可能ならば、世界の人びとに向けて英訳したアラーの言葉を、マホメットの言葉を、欲しい方がたは得ることができるのです。
日本国内においての一般書籍が、イスラム圏の人びとの手に渡るのは不可能に近いかと思うのです。ですから、これからはネットを通じて世界が狭く、近くなっていく時代でもあるので、どうかネットの充実というもの、その意味において、最初、ミカエル大天使から、「インターネットを立ち上げてほしい」というふうに依頼がきて、ホームページ作成でインターネットやパソコンにひじょうに詳しいあなた方が、呼び集められているということもあるのです。
これからのお坊様たちは、法の編纂者はインターネットができなくてはだめなのです。それができる方たちが、また集まってきます。ですから、掲示板、ホームページ上で今、あなた方が頑張っていることは、けっして無駄ではないということ。
その意味において、賛同者が今、ホームページ上で集められていく。その者たちがレムリアのために助力したい、何か援助したいと思う、ボランティアがやはりネット、パソコン上におけるボランティア活動になり、それをもって世界中に発信していく。これこそが新たな時代の伝道作業というふうになっていくのです。
K会で言われていた、各家庭や誌友会員ですか、雑誌と呼ばれているもの、月刊誌というものを通して伝道しようとか思っていた時期があるようですが、そのようなものだけではなくて、実際の霊言というものをインターネット上で発信して、世界の、地球の裏側にいる方でもその霊言を読むことが、もし可能であるのならば、組織や会員制度というものは持たなくても、いえ、全くないとは言いません、でも、最小限ですむし、無理な勧誘とか、無理な会員設備とか、無理な建物、組織の建物とか経費というものも節約していけるから。
組織は組織として、最低限のものは必要ではあるけれども、わたくしが思うには、宗教における組織というのは、それを今度は維持するための力が莫大にかかり、本来の内なる教えというものが、その組織経営を維持するために逆に利用されていく。
そして、それを権威づけて、ありがたがらせてお金を集めるために、ドグマみたいなものが、教義が、儀式が、祭壇とか、いろんなものが出てきて、それが本来の教えを見失わせていくということ。権威づける何かしら立派なありがたいものでなければ、人びとはお金を出さないということの中に堕ちていき、そして、その中で本来の人びとを救うはずだった天上界のメッセージが、本来の、初代の人が伝えようとした、神の愛の思いというものが見失われていくような、そのような結果に、いつもなっていったのだと思うのです。
ですから、あなた方はもっとそのようなものから、自由にならなくてはなりません。今は送信さえすれば、ボタンひとつで世界中に発信できる時代なのです。それを通して神々の言葉を伝えていきなさい。地球の裏側に、英語に翻訳さえすれば、イスラム圏にでも十分伝わっていくのが、今の地球の時代なのです。
そのことを思い、あなた方は霊界のメッセージというものを英語化し、そして、インターネット上において、その資料を総編纂し、それを発信できる。それは最小限の経費により維持できるような、そのような値段の安いものであるならば、たとえば、あなた方がこの間、千円と申されていましたけど、もし、後進諸国に行ったなら、千円という金額を払えない方がたもあるわけです。
ですから、そのようなことを考えて、そこらへんはもう少し安くできる。それが実際に、もし、ほんとうの書籍であるならば難しいでしょう。それだけ費用がかかるわけですから、でも、情報として送る、そのようなことがあるのならば、ひじょうに経費としては安く、多くの人びとに伝えることができる。それが、これからの、まあ、伝道という言葉はあまり好きではないですが、伝道スタイルとして、レムリアに与えられたひとつのやり方であると思うのです。
この時代に合ったやり方で、そして、いちばん、あなた方もあんまり人前に顔を出さなくてもすむから、危険というものからも回避されていくでしょう。イスラム圏に対して、あのようなメッセージを伝えていったならば、あなた方、個人個人においても、ひじょうに危険な部分というのは出てくるのです。
しかし、インターネット上で発信していくのならば、それは、はるかに安全であるということも含めて、あなた方はそちらの方針において、この霊言の編集、管理、伝道というもの、広げていく方向性というものを考えていただきたいというふうに思います。
最低限の運営費用というものはかかりますから、その部分においては、少しも恥じることなく、あなた方はそれを取り入れて、もう少し多くのボランティアスタッフを入れていくとか、たぶん、さまざまな事務業務が出てくると思うから、その分において、最低限のお金を取るということを恥じることはないのです。
ただ、かつての団体のように、あのようになっていってはいけないということ。そのことはもうあなた方、学ばれたと思います。
6.地球をひとつにまとめあげる唯一の神理
今、実はもう少し言いたいことがあるのですが、今ちょっと脇からストップがかかっておりますので、具体的な場所に関する予言を今、申し上げられない状況があります。
今、これからキリスト教における体制も変わります。
さっき、この方がおっしゃっていたように、キリスト教の体制、あなた方は再三、言われているはずなのです。
数々の宗教が今、るつぼに投げ入れられ、煮溶かされ、その組織体制が旧態然としたものすべてがぶち壊され、ひとつの大いなる神理のもとに統合されていく時代が今、来たと言われている。
この時代が、ローマ法王、ヨハネ・パウロニ世が亡くなったことにより、その始まりのゴングが鳴らされたのであると、あなた方は思いなさい。
それであるならば、それに代わる地球系神理というものを、今、降ろしていく時期であるということ。
それが世界中に広がっていくには、時間がかかるかもしれないけれども、あなた方がこちらの世界に帰って来たあとかもしれないけれども、確実に今、降ろしている神理が、今の数々のローカルな宗教をるつぼに投げ入れたあとに、地球をひとつにまとめあげる天上界の神理として、たったひとつの地球教、唯一の信仰としての、神理として、神の理念として、多くの人びとを、これから永遠に救っていく。
そのようなメッセージを今、あなた方が受けているのであると。
今やっていることは、こんなちっぽけなところで、ちっぽけな人数で、ちっぽけなことをやっているように思うかもしれないけれども、時が必ずや実証させていくのです。
それにおいて、わたくしは少しも疑っていない。
逆に言うと、わたくしが予言しましょう。
今、レムリアが降ろしているこの霊言こそが、この地球を救うのであると。
これこそが天上界の神の、神理の源泉、源であるのだということ。
これを今、地球人類に降ろすために、これを降ろすために、我々がどれだけのスピリチュアリズムなどを通して、霊界通信というもの、霊媒との通信というものを実証するために、さまざまなことが起きてきたのです。
最初は目に見えるものというので、物体の、いろんなテレポーテーションというブームをつくったときがあるのです。
物質移動ということをやったことがあるのです。
でも、それには神理というものはない。
まず目に見えない世界があるんだということを明かすために、我々は物品移動とか、そういうものをやったことがあるのです。
7.悲しみや苦悩を通して人びとは神と出会う
エドガー・ケーシーのように病気を治すことを中心に、まあ、それはサリエルという医療系の者がやったから、そういう個性としてやったのですけど、さまざまな予言というものも含めて、やはり人は病んだとき、苦しいとき、その苦悩の中で神に出会うのです。
その時にこそ、神の声が聞こえるのです。
肉体はね、長く生きようと短く生きようと、逆に、ボロボロの体で長く生き続けることに意味があるとは思えない。
地上でやるべきことが終わったならば、早くわたしたちの世界に帰ってきた方が、よっぽどその魂においては救いであり、幸福なことであると思うのだけれども、地上においては、この高々数十年の命がすべてであり、それにのみ長く生きることが幸せであり、延命することがその人の幸せであり、そのような間違った考え方が根づいているから、いたずらに人の臓器まで持ってきて、ほかの者たちの血液まで入れることによって、肉体だけを長く生きながらえさせようとする。
そのような価値観から、もう抜け出ていかなくてはいけない。
でも、人びとは安逸に、安楽に生きているときには、神とはなかなか出会えないのです。
喜びがあり、悲しみがあり、苦悩がある。
悲しみや苦悩がなぜあるか。
それは、悲しみや苦悩を通して、人びとが人生の本来の意義、意味、そして、神と出会う瞬間を、チャンスをいただくという意味もあるのです。
いたずらに長く生き、いたずらに苦悩を取り去ることよりも、その苦悩を通して、いかに内的に、内在する己自身の神の子の神性を通して、神と出会う瞬間を持つことができるか。
霊的に、霊として目覚めるチャンスをいただけたか。
そのために、病はあるのであると、悲しみはあるのであると、苦悩があるのであると、そのような引導を渡してあげられるような、それこそが、ほんとうのお医者様の務めであると思うのです。
その意味において、エドガー・ケーシーなどは、どのように具体的に痛みを楽にするか、病を克服していくかということを教えた。
そのスピリチュアリズムの流れもあったのです。
そのようなことを通して、人びとは感動し、確かに、一般の医学でわからぬことを彼がどんどん治していくのをもって、天上界があるのだと、霊的な世界があるのだということを、ひじょうに苦しみから解放された、喜びをもって受け入れることができた。
そのようなことを実証した。
8.天上界により進められてきた連綿とした計画
それ以外に、そういう時期がき、そしてシルバー・バーチなども含めて、多くの霊界通信が、霊媒というものが、もう降霊会というものが、けっこう西洋では、イギリスもそうです、アメリカでも、世界各地で行われ、もう今や、霊言をとるということが、それほど不思議ではない。
そのような下地をつくったことにおいて、エル・ランティが降りられ、仏陀が降りられてくる準備をしたのです。
霊性というものを、しっかりとこの物質界に打ち出しておかなければ、あのような近代の幕間けが、資本主義の流れの中で、人びとが物質、物質というふうにきてしまった流れの、科学が急速に上がった時代に、今度は内的な神に出会っていくという、一見、逆行現象に思えるようなところに人びとを誘導するのは、ひじょうに難しかったということなのです。
しかし、内在する永遠の命、神の子としての最後の証明のチャンスが、科学のピークが行われたときにこそ、天上界の本来の意味は、信仰、宗教というものと科学というものを統合することにおいて、地球系神理として、その極みをもって、ピークをもって、この大計画というものが仏陀、エル・ランティのご計画の中に、この計画というものをつくられ、降ろされたというのが、今回あったのです。
ですから、ちゃんと下準備があった。
これはあなた方から見たらわからないかもしれないけど、神の真理というものは時間をかけ、忍耐をかけ、着実に、ひとつひとつ緻密な歯車のような計画の中で、大いなる人類を導くために、愛の教えと愛の救済計画をもって、天上界により進められてきた連綿とした計画の歯車のひとつであったということ。
その中において、わたくしもフランスに出て、その役割を果たし、スウェーデンボルグなども、みんなその役割の中に出てきた者たちなのです。
わたくしたちの残していったものを通して、「ああ、神の国に予言があるのである」と、スウェーデンボルグのような者を通して、霊界通信というものがあるのであるということがわかったからこそ、今このような計画が降ろせるということなのです。
わたくしたちがやったことよりも、エドガー・ケーシーが降ろし、シルバー・バーチたちが言ってきたものより、はるかに今度は上をいくものが、その救世主界と言われる方がたが降りられることにより、ひじょうに具体的に、ひじょうにシンプルな形で事実を明かされてきた。
9.地球の浄化をかけた最後のクライマック
そして、この事実を具体的に明かすには、やはり九次元指導霊と言われる方たちこそが、その法の権限というものをお持ちなので、それを今回降ろしてこられたということなのです。
それこそが人類に対する福音であり、この神理こそが、人類に対する神の祝福であるのだということを、あなた方は思いこれを伝えていただきたい。
わたくしは長いこと、この計画を実行してくるメンバーにおりましたから、最初から、神の計画あってこそ、個人個人の使命であるということを、今回繰り返し申し上げてきているはずなのです。
神の計画の中にある者こそ、この大いなる使命を果たすことができる。
もし、それを今、その枠から外れてしまったのなら、けっして、その計画を阻害する者になってはいけない。
それはこのレムリアが5年、6年、10年前からおきた、たかが10年足らずの間の計画ではなく、過去、何百年、何千年かけてこの地球の大周期のために、神々が考えられた大計画のピークにある、クライマックスにある大事な時であるということを思ったのならば、とてもではないが、わたくしなら妨害などできないのです。
そのピークにあるということ。
そのことをあなた方は思って、これからの天変地異を迎えていただきたい。
どこが、ということは申しませんが、これから数々のことが起きてくるのです。
ポールシフトなども、けっして避けられないことであるので、起きてはきます。
それであなた方を恐怖心に陥れようとは思わない。
でも、同じ起きるのであるのならば、このレムリアを実証していく方向に今、上の、わたくしよりまた上の方がたがお考えになられているということ。
そのことをお伝えしていきましょう。
そして、何より尊いのがこの神の理念、アイデンティテイ、神理。
それこそが神の、宇宙の根本法則を今、伝えるために、今このメッセージが行われているということ。
メッセージのシャワーの中で、あなた方がこのような時代に生きていることを神に感謝していただきたい。
このような霊言を受けようと思っても、今まではこの瞬間のために、この百年、二百年のスピリチュアリズムの活動があったのであると、わたくしは言えると思うのです。
徐々に、徐々に人びとの霊的なものに対するアレルギーのような、反感というものを一枚一枚、薄皮を剥ぐように、わたしたちは気の遠くなるような忍耐と努力をもって、ここまで漕ぎ着けてきたのです。
だから、このようなことが今、霊言集というようなものを出したとしても、それはどの反感というものはないはずなのです。
一部の方たちにはあるでしょう。
それはいつの時代でもあるのです。
でも、文化の中において、こういうものが、本を出せるような時代になったということ。
このような日本をつくるために、また、この間からとっておられた、明治時代の志士の方がたの霊言もあったでしょう。
いろんな意味において今日、この神の国の計画を地上に降ろすために、あらゆる分野での光の天使たちの活動があったということ。
そのクライマックスはどうするためだったのか。
これをやるために神々は、そして、神の光の天使たちはそれぞれの分野に散っていきながら、さまざまな革命を起こしながら、改革を起こしながら、科学においてもそうなのです。
すべて努力してきた歴史があるのです。
その彼らの努力を無駄にしないためにも、最後、クライマックス、この地球の浄化をかけて、光の愛の星を取り戻すために、天上界の神理を今、地上に降ろせる限り降ろしていくという、それが人類の偉大なる遺産となり、至福となり、祝福となっていくことをわたくしは知っているからなのです。
このシンプルな、この神の国の理念、これはたとえば、エドガー・ケーシーとかが亡くなったあとに、彼の言葉がもっと聞きたかったと、質問したかったと言っても、もう聞けないでしょう?
過去のファイルを見て、今は一生懸命、研究者たちが本を書いているのでしょう。
シルバー・バーチとか、ホワイトーイーグルとか、いろんなのが出ましたけれども、あの時にこそ、あちらの方がた、専門の天上界の扉が開いていたのです。
その霊媒がこの世を去ればその扉は閉じられてしまうのです。
今はこの者を通して、天上界の扉が、この霊媒を通して今、地上にメッセージを送っている時なのです。
永遠ではない。
この今、降りているもの、このクライマックスをもって、今、天上界がこの計画の集大成をしようとしているのです。
ですから、この霊言というものを大事に預かり、それを英訳することにより地球の裏側にまで、どうか伝えていただきたい。
そのために努力していただきたい。
そのためにコンピュータというものを使っていくのならば、ネット通信というものを使っていくのならば、今の時代においては、ひじょうに大いなる意義であろうということを、わたくしは今日、お伝えしました。
具体的な、もっとわたくしが専門とするところを、期待されておられたかもしれないけれども、今の段階では、まだ許可が下りないので、これ以上のことは申し上げられません。
10.発想の転換が必要
わたくしも、けっして予言だけをしていた者ではないのです。
わたくしも、かつて、医者として頑張っていた時代もありますので、その同じ医師としての見識をもって、神の真理を、いいですか、あなたは霊言を通して神の真理というものを学んでおられる。
そして医者という、肉体舟を治すという立場におられる。
その結びつきが、いかに今の時代、大事なことであるか。
根本的な価値の転換をかけているのです。
肉体舟を維持すること、肉体にしがみついて生きること、物質界にしがみついて生きることのみを幸せの基準におくから、すべてがおかしいのです。
そのようなものは感謝しても、けっして、それがすべてではないのであると、逆に言うと、本来の実在界というのは天上界であるのを、天上界を実在界と本来、言うのです。
魂はみんなこの世界から出てくるのですから。
いっとき仮の姿、仮の役割において、この地球において活動するための手段として、わたくしたちに肉体舟を授かるのです。
その修行の大事な肉体舟として、維持するために感謝することは大事だけれども、それにいたずらに延命しようとか、その病をなくしていくことだけが、少しでも長く生きることだけが幸せの象徴であるという、間違った感覚がある。
だから、愛する子どもを亡くす別離の苦しみはあるけれども、妻や夫を亡くす、恋人を亡くす、友人を亡くす悲しみはあるけれども、それは、また、あの世に帰れば会えるのだと言えば、地上の苦というもの、苦悩というものは、ひじょうに多く、なくなっていくのです。
発想の転換が必要なのです。
それと同時に、あなたはお医者様ですから、体、肉体に関しての、やはり方法論というものを変えなくてはいけません。
臓器移植をしていくということは、すべて三位一体、いいですか、霊と肉体と心というのは、この肉体がこの地上に出たときに一体なのです。
その中からほかの方の臓器を持ってきても、そこには三位一体で、その方の霊魂が亡くなったとしても、その方の霊的な意識というものが染み付いているのです。
ですから、その霊的な意識がその別の肉体に入って、本来は馴染むことのほうが少ないのです。
そこまでして生きていきたいか。
11.冷徹なまでの原因結果のルール
何ゆえに病気になるかということを、高橋信次、エル・ランティがおっしゃられていて、すべてこの世の中は、原因結果のルール、法則によって支配されているということ。
原因があり、結果がある。
それはその冷徹なまでのルールというのがあり、神の根本的な法則そのものでもあるのです。
そのことを思ったのなら、病を得るには、病を得る原因があったのです。その方に。
よろしいですか。
不摂生とかもあったでしょう。
当然、それもあります。
今までに生きてきた年月だけではなく、それ以前の、過去世からのカルマの解消、たとえば、わたしが言った、今、天変地異でね、マイナスエナジーが集まったから、いいですか、この大陸を揺らさなくてはいけないとか、どっかでエネルギーを発散させなくちゃいけないと、わたしたちもひじょうに悩みながら、苦しみながらそれを決めていくのですが、それは地球が肉体なのです。
地球は地球神霊の肉体なのです。
わたくしたちはそれを、今、肉体に負っているのです。
自分がマイナスの不摂生、マイナスの心を思ったのなら、マイナスの想念が集積し、どこかにおいてその病んだ部分というのが形成されていく。
それが物質化していくのが病というものなのです。
だからそこにおいて、苦しみがあると、単に地上で苦しみがあるだけではなくて、何ゆえにそのような原因をつくってしまったかという、その原因を反省すれば、病の大半というのはなくなっていくものなのです。
それがわからない場合もあります。
過去世からの解消の場合も、今の段階の地球のレベルではあるのです。
でも、それをいたずらに、苦悩をなくせば幸せになるというのではなく、その病と上手に共存しながら、「このような苦悩を与えて、我が魂を救われる神よ、ありがとうございます」という思いの中で病とともに生きるのです。
なぜであるならば、その病を生む原因をつくったのは、現在であれ、過去世であれ、あなた自身なのだから。
原因はあなた自身がつくったのだから、それを受け入れて、その病を通しながら、今それを浄化してくださる、それを発散し、「わたしを救ってくださるこの病よ、ありがとう」という気持ちで、その病とつきあう。
そしてその寿命とつきあう。
病を解消したのならば、その肉体生命が終わるときがあります。それは長く生きたから幸せなのではない。その肉体が今回、その過去世のカルマを解消するためだけに、もし、生まれてきたのであるならば、その肉体はその病を通して清算をして、我々の実在界に、晴れてカルマを返し切って帰って来ることが、その霊魂にとって救いであるということ。それをいたずらに延命し、いたずらに苦しみを長引かすようなことをすることは
けっして、その魂にとって少しも幸せではないのだということ。
それはやはり、霊と肉というものを一体として、神がどのようにおつくりになったかということを根本的にわからずして、人の肉体をいじるということはできない。
そして、それが幸せというものの価値観という、信仰というものの価値観の根本に根づいていかなければ、これからの人類が、ほんとうの意味で幸せなる心の平安を取り戻し
地球ユートピアをつくっていくような心境になるとは、わたくしは思えないのです。
あなたが同じようなお医者様であるから、わたくしはそのような観点で、今日、説明いたしました。予言というものも含めてね、医学というものはどちらのほうに進めていったらいいのか。けっして、遺伝子操作をしたりとか、ね、自己実現のために神の宮である肉体をいじくり回してはいけません。
それは神により祝福され、霊と肉と心によって、この肉体というものはひとつの神の子としての神殿として、つくられているものなのです。
それをむやみに切り刻んだり、むやみに人類の知恵により、知識により、男女の産み分けとか、遺伝子操作をやり続けるのならば、それは必ずや現代のバベルの塔のようになって、人類のもとに返ってくることでしょう。
原因があり、結果があるのです。
そのような原因をつくったのはあなた方人類ですよ。
でも、その結果の悲惨さを見てから学ぶのが、あなた方人類なのか。
それとも、見なくともこのようなことから推察し、そのような愚かな行為をするのをやめて、そのようなことにいかなくても、すでにもう学んだ神理から割り出して、そのような方向に医学がいくのを止めるようにして、早く悟っていくのか。それは地上の者たちの、人類のこれからの今後の発展にかかってくるのだと思うのです。
そのようなことを考え、人びとは、まず、巨大な痛み、巨大な苦しみがある中で、信仰心だとか、神とかっていうことと出会いながらも、ほんとうの意味で幸せになることはできないのです。
まず、肉体的な苦痛というものを取り除くということも大事なことです。でも、真の喜び、真の幸せはこの物質的なものを離れた霊としての、霊性の進化というものを遂げていく、その無限の過程の中にこそ、本来の神の子としての幸せがあるのだと、そのために永遠の転生輪廻があるのだと。
その転生輪廻の一環として、今世のわずかな数十年があるのであるとわかれば、この肉体にいたずらに執着し、いたずらに、この延命だけを考えたり、長く生きることに執着するということは、けっして、意味のないことであるということを、あなた方、医者の立場で伝えるときがきたのかもしれない。
勇気がいるかもしれない。でも、それができてこそ、あなたは本来、今世のあなたの使命を果たしていかれるのです。そうでなければ、わたくしが予言者として、医者として、両方の立場で仕事をしていったように、あなたもその両方の立場としての使命があるし、それができる立場にいるし、それだけの能力を持った方であるということを込めて、今日のメッセージを終了させていただきたいと思います。
長くなりましたが、わたくしの伝えたいこと、今日、言えなかったこともありますが、伝えたいことは伝えさせていただきましたので、また、何かありましたら、お呼び下さい。
そして、天変地異に関しても、もし、上の許可が出て、伝えるべき必要性があると判断、わたくしの上の方がお思いになりましたら、割り込んででも入ってきて、お伝えさせていただこうかと思います。
今日はこれにて帰らせていただきます。
ありがとうございました。