Project Eden

大天使ミカエル
地球霊天上界八次元最上段階にいる、七大天使の天使長。
エル・ランティら九次元神霊とともに、地球人類を指導している。特に九次元神霊モーリャとともに、赤色光線(正義)を担当し、魔の掃討にもあたる。
アトランティス時代の末期、アガシャーの息子アモン二世として転生した。現文明においては古代ギリシャ時代のアポロン、十五世紀ドイツのマルチン・ルターとして転生し、現在「第三の計画」を引き継ぐ為、魂の一部が日本に下生している。
1.宇宙連合が発足したきっかけ
ミカエルでございます。今日は、わたくしとルシとの過去の話、今まで明かさなかったその過去の歴史を明かし、その上で、我々が何ゆえに地球に来たか、そして、「究極の二元論」と、この間、聖アントニウス様がおっしゃられていたように、地球という星の使命との関係において、それがどういう意味があったのか、そのことをお伝えしようと思います。
かってその昔、我々が地球に来る前、我々の星々の中で、どういうことが起きたか、それを詳しく話すときりがないので、概要だけをお話ししようかと思います。
その昔、我々のいたベーエルダの星、そして、その星々の領域の中で、忌まわしい戦いがありました。
高度に進化した星々の中で、それぞれが互いにスペース・エンジェルのようになって助け合っている中で、何ゆえにそのような『スター・ウォーズ』のような、戦争があったかということ。
それを今地球がステップアップせんとするときにおいて、明かしては混乱をきたすので、その話は伏せておかれました。
そのとき、ルシという男は、たいへん知性と力に満ちた男でありました。
あなた方からさっき質問が出ていたように、何ゆえに彼がそれだけの力が持てたかというと、今あなた方の世界において、裏界、ないしは裏界から少し判断を間違うと下に行ってしまうという、やはり力でもって思いを実現していくという、神のごとくあるその創造力、その具現力にたいへん長けた男でありました。
ひじょうに高度な知性を持ち、その知性を誇り、その創造力のパワーに自らも酔いしれ、神のごとくなれると、我々から見るとそのように、うぬぼれていってしまったのです。
当時、惑星連盟という、高度に進化した惑星の間に、宇宙連合の原初的な段階のユニオンのようなものがございました。ひじょうに無垢な、神の手足となって働こうというさまざまな者たち、あなた方から見たら異星人たちが、みんなで力を合わせて連盟をつくっていたのです。それは宇宙の中のひじょうに広い領域でございましたが、そこで彼は、連盟に所属する星々の代表の者たちの心に、「あなた方も自由意志があるのならば、わたくしがやっているような神のごとき創造性を使って、もっともっと自己実現できるよ」ということを、表面でそう言うのではなく、彼らの気づかない形で一種のそそのかしをしたのです。そして、愛と敬意と友情で結ばれていた惑星連盟の者たちの間に不信感の種をまき、信頼の絆をズタズタにし、そして、とうとう惑星同士が戦いにいたってしまったのです。実はそのようなことをしたのがルシという男でした。
彼の持つ魅力、彼はひじょうに知的でかつ説得力を持ち、そして力が長けていたので、その力により信奉者がひじょうに多かったのです。彼についてくる者たち、彼のファンの者たち、その一大勢力というのが彼を守っていたのです。『スター・ウォーズ』という映画の中にあるように、高度に科学文明を持った者たちが、その不信の種の中において、愚かにも宇宙空間で戦闘を繰り広げてしまったという、そういう歴史があったのです。
ルシフェルという男は、オーム神霊の持つ力と同じ、いやそれ以上のものが自らにもあると、神に挑戦し、神に自らの力を認めさせようとしました。神のごとくなり、さらにオーム(宇宙神霊)を凌ぐような大きな存在になれると、なれるはずであると、一時信奉者を集めて力の拡大をはかり、多くの者たちを惑わせたのです。ふたつに大きく分かれて戦った、そのときの闇のそそのかしの張本人がルシであったということです。多くの者たちが、どちらかに付いて戦いました。ひじょうに多くの犠牲が伴い、その戦いの中で惑星自体が破壊されてしまった者たちもあります。
しかし、最後は、大いなる宇宙の神に帰依する者たち、すなわち、自らがたとえ神の素晴らしい表現体であったとしても、それでも自分たちは大いなる神の一部であって、宇宙の根源的な神に帰依する心が大切であると思う者たちが、その中で戦っている者たちの半数よりもわずかな比率であるけれども多く、そして力も伴っていたので、ルシたちが率いた勢力を封印し、打ち負かすことができたのです。
その後、惑星連盟は、ルシとその仲間として動いた者たちを裁判にかけました。何ゆえにそのようなことをしたのか、その思いの間違いを彼に反省させるようにもっていきました。そして、他の者たちにおいても、あまりに無垢で、あまりに善意に解釈し、あまりに人を疑うことがなくなっていた段階の惑星の者たちでも、いくら進化していたとしても、究極的には自らを神のごとく成長させていき、表現していく中において、心の片隅にエゴの思い、神のごとくなりたい、いや、神をも凌ぐ存在であるというエゴが最後の最後に残っていて、「我々も、いつルシの二の舞になるかわからない」と、反省しました。それゆえ、「宇宙連合というものをつくって、お互いに宇宙の平和を乱さないようにしよう」と、そして、「進化発展していく星々のためにも、我々はひとつの規律をつくり、このような戦争を繰り返さないために、皆でともに次なるシステムをつくろうではないか」ということで、宇宙連合というものが発足した、そういう経緯があります。
2.「オリオン大戦」のてんまつ
あなた方の今の地球で、ほかの異星人から伝え聞いたことの中に、「オリオン大戦」と呼ばれているものがあるかと思いますが、それが、わたくしが今言おうとしているものに相当すると思います。しかし、混乱してはいけないのは、この方(アマーリエ)が来たのがオリオンということになっておりますが、そのオリオンの星の者たちが起こした戦争とはまた違うということです。オリオンというのは、ルシファーたちが所属していた、その世界にあった連合のようなものをいうのです。そのエリアにおいて大戦があったということをいっているのであって、この方の母星の者たちが引き起こしたということではありませ。わたくしのいた星にしても、この方がいた星にしても、あなた方の感覚ではとても遠いもののように思われるかもしれないけれども、たくしたちが星々の間を動くスピード感からすれば、ほんとうにご近所であり、同じ地区にいる仲間であると感じられる、そのような置関係にあります。
わたくしもあのときのことを話すのはたいへん気が重いのですが、もうそろそろそのことを話さなくてはいけないと思います。あなた方は先ほど、「魔王と呼ばれる者たちが、上位霊界から地獄に堕ちている場合が多いのはどうしてか」と、質問されましたが、れは、そのときのルシの部下たちが多いということなのです。ルシの信奉者たちが多いのです。そして、彼らの惑星はたいへん高度な惑星であり、ひじょうに高い境地とエネルギーと科学力を持ち合わせていた星の者たちですので地球に来たあとも、ひじょうに大きな力を出す能力を兼ね備えていたのです。そして、先ほどの話でありますが、その評議会の中で、ルシとその仲間たちが引き出され、彼自身に対するジャッジが評議会で下ったのです。
それがどういうことかと申しますと、ルシはエル・ランティ預かりになったのです。そのとき、ベーエルダで、エル・ランティの新たな挑戦というものがありました。ルシは、戦争犯罪人として罰を受けるために、地球へ送られたのです。そこに、この間、聖アントニウス様がおっしゃったように、地球が「究極の二元論」の惑星と呼ばれるいわれあります。彼は望んで地球に来たわけではありません。ひとつの惑星を動かしていたぐらいの男でありますから、そのような未開の星に行って一からやるということは、彼にとっては刑罰に等しいことであったと思います。エル・ランティが彼を預かることにより、彼の優れたところをもう一度引き出し、その土地で貢献することによって神の子として出直、その可能性にエル・ランティはかけられ、お引き受けになり、そして、評議会もエ・ランティに彼を委託したというのが実状です。
この地球に来てからのち、彼が暴れ出したときに、聖書の中で、わたくしが最後、地獄の中にルシを封印せしめた、という記述があると思います。それは、オリオン大戦のときもそうだったのです。わたくしはわたくしの星においても、将軍のような立場にございまして、彼の強いエネルギー波との戦いになったとき、サタンとなっ彼と一騎打ちをしたのです。そのときに、我々の所属する宇宙の指導霊の、高次元のところから、ルシのエネルギーを封印するという、「エクスカリバー」というを授かったのです。それは宇宙の正義を守るために、代々渡されてくるものであります。わたくしのところに来る前には、さまざまな惑星の力ある方のもとを回ってきました。オリオンのマイトレーヤー様のもとにあったこともあるのです。そして最後、わたくしのところに来て、わたくしはその剣とそのエネルギーを使って、ルシが放つ巨大なエネルギー波を封印し、彼を抑えることができたという、そのときもそのような戦い方をしていたのです。
ですから、ルシを伴って地球に来るとき、エル・ランティはルシの後見人のような存在で、引き受けた責任がる方でした。そして、わたくしはルシのエネルギーを封印する力を持った者として、地球に同行して来た、というのが実状であります。
3.地球の使命と新たな挑戦
地球に来る前に、ルシの魂をわたくしたちになじませるために、一度、我々はベーエルダで家族として生まれたことかあります。家族の絆、愛というものを通してルシを矯正し、神の子として立ち直らせようという、エル・ランティの思いがありました。我々の世界では転生が必要なときに肉体を持ち転生します。本来兄弟、家族というものは魂においては、それほど必要ではないけれども、でもやはり、血の持つ温もり、家族愛の温かさ、それにシはとても飢えていた男であったのです。そこで、父エル・ランティのもとに、わたくしとルシは双子の兄弟として転生して、そこで家族としての絆をつくり、その上で地球へやって来たということがあります。
ルシという男は力と魅力を持ちつつ、我々のあの霊域において恐れられ、あこがれられ、かつ忌み嫌われた男でもありました。そんな中にあって、この間、聖アントニウス様がおっしゃられていたように、究極の二元論の中において修行するとはどういうことか学ぶ、そのようなことをテーマとする地球という惑星が、彼を引き受けてくださったのです。地球神霊、そして、エル・カンタラー、すでに地球に指導に来ておられたアモール、モーリャ、その方がたの勇気ある決断の中で、地の使命と重なるということで、あえて引き受けてくださったのです。その御礼とでも申しましょうか、我々はベーエルダから、肉体を持った者たちを大挙して連れて、新たな挑戦ということで、移り住んきたという背景があるのです。
そして、その恩を地球に返すために、我々ベーエルダの者たちは多大な貢献を地球にしてきたと思います。ルシとその勢力下にあった者たち、言ってみれば重大な戦争犯罪人のような者たちでありますが、その者たちも数名、やはり連れて来ておりました。その者たちも「ともに新天地で、新たな神の子としての修行を始める中において、もう一度神の子として出直そう」というエル・ランィの強い語りかけの中で、「もう一度生まれ変わったつもりで頑張る」と、我々に涙を浮かべ、約束してくれた、そのような過去があたのです。
神というのは、常に無限に赦し、今でもそう思われていらっしゃいますが、ルシとその仲間たちがもう一度素晴らしい、多くの人びと愛される神の子の姿に立ち戻れるように、忍耐と無限の愛をもって待たれていらっしゃるのが、神の姿でもあります。わたくしたちもそれを信じ、ルシとその仲回たちを地球に伴って来ました。ただ、地球という新天地を、彼らがもし凶暴性に目覚めたときの危険性からは、何が何でも護らなくてはならないと思い、わたくしは地球を戦闘系の代表として護るために、今までの役割を精一杯果たしてきたつもりでございました。
最初はよかったのです。彼は本来の優れた力で精一杯、地球の環境を整え、そして、人類をつくっていく過程においても、卓越したその知性と、ものをつくり上げていくという力を発揮して、多くの貢献をなしました。ルシは本来やさしいところもあったので、大天使という役割の中で、エル・ランティは彼の良きところを一生懸命引き出し、彼を励まし、いつも見守って、ほかの誰よりも愛を注がれたのです。そして、ルシを成長させよう、素晴らしいところを伸ばして、もう一度あの素晴らしいルシの昔の状態にもっていこうとされました。なるべく凶暴なところを目覚めさせないように、エル・ランティは精一杯披を愛し、そばに置いて、育ててこられたのです。
4.心の奥深くに眠るものに身を委ねた結果
しかし、時が流れ、低位霊界というのが地球の中に発生してきました。先ほどのご質問ですが、地獄の者たちにそそのかされたからルシが堕ちたわけではないということは、もうおわかりでしょう。その逆です。最後に移住してきた方がたのもとに、地球にも低位霊界がよどみのようにできたとき、その悪の臭いとでも申しましょうか、その臭いにルシの中に眠っていたものが、ムラムラと目覚めてきてしまったのです。たとえば、麻薬をやめて更生した者が、その白い粉を見て、昔のその思いがフラッシュバックしてきて、その誘惑に負けそうになる。そうたとえるならおわかりいただけるのではないかと思うのですが、やはり一度そのような味をしめた者は、どうしても誘惑に負けそうになるのです。最初の頃は、まだ少しばかりのよどみのようなエネルギーでしたが、やがて、究極の自己本位、自分さえよければいいというような、悪想念の層を低位霊界の者たちがつくり出したときに、彼自身の目つきが急にどう猛なものに変わっていったように、今振り返るとわたくしは思うのです。
彼にわたくしは再三注意をしました。「絶対に負けてはいけない」と。「あなたは誇り高い光の天使、大天使ルシフェルではないか」と。そのように励ましたのです。そして、彼も「わかった」と言っていたのですが。
地球に来て、彼がサタンになる前に転生したのは二回あります。しかし、それはそんなに悪い転生ではありませんでした。まだそれほど社会が複雑化してなかった頃の、村のような地域社会の中において、指導者として貢献し、天上界に還って来たということかありました。
しかし、彼はどうしてもそういう臭いに引き込まれてしまったのです。サタンが生まれた最後のときには、彼は中東に生まれたのですが、かなり多くの人びとが住んでいて、国と国とが争っているような状況がございました。彼は本来そこに、指導者としてその戦いを収めるために生まれていったのです。
しかし彼は、しばらく戦争という臭いから離れていたのに、あのオリオン大戦のときのように、またエゴとエゴのぶつかり合いの中で、特に人や国を支配したいという思い、やはり、そのような思いが刺激され、彼は変わってしまったのです。
多くの人びとのために無私になり、自分の身を投げ出して貢献しようというのが光の天使の思いです。そうではなくて、自分の優秀さを、神に、周りの人たちに認めさせ、そして、自分のエネルギーを出して優秀性を誇示することにより、ほかの国々や人びとを支配し、自分の傘下に置こうとしたのです。
それは、彼が憑依されたからとか、誰かにそそのかされたということではないのです彼の中に眠っていたものが目を覚ましたのです。麻薬患者でいうならば、もう一度麻薬中毒者に戻ってしまった、受け入れてしまったということです。自分の心の奥深くに眠るものに身を委ねてしまった。そして、そのときは彼自身の中にある、パーニャパラミタが出てきたということです。それにより、本来彼が封印していた力、そういう悪知恵のようなものを使って戦っていくようになったのです。
5.過信の思いに目覚めてしまった
この間から盛んにあなた方が、黒魔術・白魔術ということを学ばされていると思いますが、ルシの使うエネルギーというのは、一種の黒魔術のエネルギーでもあります。ひとつの物質化現象、それを神のために、神の手足となって動くために使う、それならば白魔術という、神の力の現れとなります。しかし、あくまでも自らの知、自らの力、そういうものにうぬぼれて、酔いしれて、自らが神にも負けない存在であると、誇示していこうとする。そのようなものに身を委ね、自分の巨大なエネルギーを集中し使ったとき、それは黒魔術者たちが使う破壊のエネルギーとして、周りに影響を及ぼすのです。まさにサタンはそういう男でありました。
本来の眠っていた知性とパーニャパラミタを駆使し、そのときに地球の表面に出ていた、今で言う石油というもの、その科学的な特性を見抜き、どのように戦術の中で最大限に活かし、ほかの国々に神のごとき力を持つ者であると自分を演出し、力として使っていくことができるか。それを考えて実行していったのです。あなた方の世界で「イリュージョン」という、トリックを使うマジックショーがあるでしょう。それにも必ず種があるではないですか。種明かしをすれば、実際、種はあるのです。でもそれを、みんなが見破れない。見破るにはマジシャンたちと同じだけの知性と、綿密な思考がいるわけです。彼らはひじょうに素晴らしい綿密なトリックを考えて、それをまた実行する力を持っている。それがある意味で、魔術師たちには共通した力です。そんなずば抜けた力をルシは持っていたのです。
石油が上がったら、当時の人びとは黒い泥の水だと思います。そのぐらいの知性しかなかったのです。そんな者たちの中で、それが燃えること、そして、火をどのように扱えば効果的かを彼は知っていた。石油を仕掛けたところに敵を誘導し、火を放つ。サタンが術をかけたら、何もないところから一気に火がわいて出て、敵は焼け死んでしまったと、そのように演出することにより、近隣の国々においても、国内においても、「神のごとく火を操る男」と言われ、そのような中で人びとを畏怖させ、支配下に入れていったのです。
常に彼はそのようなやり方をしていきました。そして、彼は自分の力に目覚めてしまいました。それまでは、よどんでいたといっても地球の地獄界は、大した負のエネルギーではなかったのです。そして、さんざん悪事の限りを尽くしたサタンは、地上での生を終えると、当然のような顔をして天上界に還って来ようとしました。
サタンが来たときに、天上界に入れることを許さなかったのはこのわたくしでありました。なぜならば、サタンとして目覚めてしまったルシを、もう天上界に入れるわけにはいかなかったのです。わたくしには、次に彼が考えていることがわかりました。天上界に来て反省するかといったら、絶対反省はしないのです。天上界にいる多くの者たちより、自分のほうが優秀であり、力を持っているという、もうそのような過信の思いに目覚めてしまったのです。
実際、天地を貫くようなエネルギーを、彼は持っておりましたから、平気で天上界にもエネルギー体として上がって来て、エネルギー的に弱かった者たちを次々となぎ倒していったのです。我々の世界は、エネルギーの世界であるということです。だから、マイナスのエネルギーであっても集中し、強力なエネルギーを持っていれば、天上界へも上がって来ることができたのです。
6.愛に飢えた男
そしてその秩序を乱し、九次元までも昇って行って、エル・ランティを支配下に置こうとーー。いや、彼が求めていることは、本来はエル・ランティに自分を認めてほしいという思いでしかないのです。彼の感覚では「神のごとく」というのは、九次元のことなのです。「神のごとくなりたい、神のごとくなりたい」と、彼はいつも言うけれど、それは「九次元になりたい、九次元の中においても、最高水準のところにいるエル・ランティのごとくなりたい。そして、誰よりもエル・ランティに愛され認められたい」それが彼の気持ちであります。
それをこの方(アマーリエ)と、今日の昼、話していたのです。この方は、「まるで反抗期の男の子みたい」という言い方をしましたが、ほんとうにルシはそのような男でした。彼は先ほど申し上げたように、ひじょうに愛に飢えた男なのです。愛の温もりが欲しい。だから、自分の優秀さに酔えば酔うほど、「それを認めてほしい、自分を受け入れてほしい、愛してほしい」という、常にそういう焼けつくような飢餓感を持つ男であります。そのことを、わたくしとエル・ランティは誰よりも知っているから、彼をもう一度再生させ、立ち直らせるために、いつも来ているのですが。
彼が地球霊界において、マイナスのダメージを与え、地球というところに地獄界を拡大させていった。そのために、地球がステップアップできない。毎度毎度、アトランティスにおいても、レムリアにおいても、ムーにおいても、ゴンドワナにおいても、常にステップアップが遅れてしまう。「他の惑星においては、地獄界というのがあってもこれほど拡大しないのに、地球の霊界には、こんなに巨大な地獄界ができてしまった」と、他の惑星の者には、地球が劣った星のように言われますが、それは違うのです。ほかの星にはルシがいないのです。彼は「宇宙の嫌われ者」と言われ、受け入れられず、まるで流刑地のようにこの地球に流されて来ました。そして、彼の脇にはわたくしがいて、エル・ランティがいる。そのことによって、反省と罰を受けているのが、現在の彼の状況なのです。
本来ならひとつの惑星を支配し、動かしていたような男でありますから、地獄界の片隅に、わたくしに封印されて動けないなどというのは、彼にとってみれば、ひじょうに不本意な状態であると思うのです。「本来の自分はそんなものではない」と。けれども、彼の力は、「エクスカリバー」という剣によって封印され、彼は本来の力を出せないまま、その大きな、大きな赤銅色の巨体を動かすこともできず、地獄の底に封印され、つながれているのです。だから、地獄界から出て来たいと思っても、思いで、人を、部下を操ることしかできない。自らはわたくしにより封印され、地獄界の底から動けないでいるということなのです。
7.正義の剣と地球の使命
わたくしは、エル・ランティもそうですが、地球にあの男を連れてきたという全責任において、彼を天上界に還すことを許さず、力の限り地獄に封印したのです。封印ができたのはわたくしだけだと、聖書に書いてあるかもしれない。それは、宇宙の正義と平和を維持するという、「エクスカリバー」という封印の剣を、わたくしが授かっているからなのです。その剣を使うことにより、本来もっともっと巨大な力を持つルシを封印し、地球の地獄界の片隅に押し込めておくことができるのです。そして、この封印された苦しさの中で、「ルシよ、もう一度気高い神の子としてのそなたの神性を思い起こせ」と、わたくしは繰り返し、繰り返し、彼に語りかけることによって、反省の時を、立ち直る機会を待っているのです。エル・ランティも同じ思いなのです。
そのような歴史があります。だから、その聖書の中に書かれていることは、表象的な部分においては真実であります。しかし、はるかそれ以前からの因果関係があって、このようなことになっているということ。それをわたくしは、地球に来て初めてあなた方人類の前で明かします。これは言ってはならない掟の中に入っていたことです。しかし何ゆえに今ここに来て話す気になったかと申しますと、当然エル・ランティの許可を得てのことでございますが、この間、聖アントニウス様により、「地球の使命」ということが明かされたからなのです。
そこにおいて、「地球がこのようなリスクを負ってでも、究極の二元論というものの中において、多くの者たちを受け入れるという、無限の赦しと受容性というものを、それが混乱を招くということを理解しながらも、それでも恐れずに挑戦し、受け入れて、そして、最後は必ずや神の正義が勝つのだということを、文明の中で証明してみせるのだ」と、地球のプリンスはそういうふうにおっしゃられ、その使命を引き受けてくださった。
気高き性格の地球であったということです。それを、聖アントニウス様のほうから明かされたということをもって、わたくしが何ゆえに、あの重大犯罪人のようなルシを伴って、この地球という惑星に来たかという、そのルーツをお話しするときがきたのかなと思ったのです。そして、そのことをあなた方の書物の中に残していただくことをもって、ひとつの今回の文明実験のクライマックスと申しますか、その意義というもの、我々の思いというものを、伝えたいということなのです。
8.大いなる挑戦と赦しの中で
わたくしは「いつも思いつめたような顔をしている」と言われますが、それはわたくしがこの美しき地球の中で、新たに出直していこうとみんなでやっているときに、悪の種と言われているような男を伴って来ることにより、この地球の霊界においても環境においても、多くの負担をかけてきたということ。その全責任をわたくしは感じているのです。そして「申し訳ない」と、「なんとか地球を護って、地球人類に対して償いをし、これ以上迷惑をかけないように」と思っているのです。でも、だからといってルシを消滅させるわけにもいかないし、「早くわかってほしい」という板ばさみの中で精一杯、わたくしは自分の使命を果たすしかなかったという、そういう思いがあります。
本来ならば、とっくにシフトアップできる状態でありながら、地球人類にこのような遠回りをさせてしまった、その責任は感じているのです。でも、恒星意識の聖アントニウス様は、そのルシでさえ受け入れ、無限の赦しの中で、彼の素晴らしさを認め、そして、「彼の持つものが反面教師として、究極の二元論を学ぶ中において、多くの者たちの学びとなるであろう」と、「魂の足腰を鍛えることになるであろう」と、「だから、彼には彼の役割があるであろう」と、「それに負けるようなものであっては神の子はいけないのである」と。「そのような誘惑がある地球であるよ」と。「でも、その中で多くの学びがあるよ。そこで修行したいと思う者たちよ、いろいろな惑星から挑戦してみたいのならば、この地球にいらっしゃい」と。この地球の指導者であるエル・ランティ、アモール、モーリャたちは、そのような聖アントニウス様の命と地球意識の思いを受けて、地球の指導というものをされ、今日まで、地球としてほかの惑星の方がたを受け入れるという、方針を打ち出してこられたのです。
だから、地球にはこんなにもいろいろな惑星から移住して来る方がたが多いのです。ほかのさまざまな惑星においては、ルシのような男はいないから、早くステップアップし、自分たちの中では完結された光の世界をつくっている。
しかし、実は魂として、神の子としての足腰が弱いのではないかと、そのように思い、そして混沌として見えるかもしれないけれども、さまざまな挑戦と試しがある地球に行って挑戦したいと、もう一度学んでみたいと、そう思って、移住して来られる魂たちもいるということです。そういう意味においては、地球はひじょうに難関な実験場であるのです。
そういうことを踏まえた上で、地球というのはそれだけマイナス波動の強いーー。ほんとうに地獄界がこれだけ増大するということは、この地球意識にとってはたいへんな負担になるということです。「ほんとうに死にかけているほどのダメージを受けている」ということを、わたくしは以前のメッセージ集においても再三訴えてきたと思います。
申し訳ないことだと思っています。でも、それでもあえて地球のプリンスは「それを受け入れる」と、「耐えてみせよう」と、「だからそのこの精一杯耐えるこの環境の中で、地球人類たちよ、神の子たちよ、修行し学びとしてほしい」と、そのようにこの修行の場を提供してくださっている。その志がひじょうに尊いものであるということです。
9.地球への限りなき感謝とルシへの思い
そして、この地球という惑星において温かく受け入れられ、神の子として修行する機会を、ルシはもらっているのです。地獄の底につながれているように思うけれども、その中で居場所を許されています。反省をし、「また神の子として出直したら、いつでも迎え入れて抱きしめよう」と言って、エル・ランティはじめ九次元の方がたも、そして、わたくしたちも、みんなルシを待っている。そのような状況を提供していただけたということは、ほんとうに地球があってこそのことであります。そうでなかったら我々は、彼を連れて流れ歩かなくてはいけなかったのです。
神の愛というのはけっして消滅させることではないけれど、ベーエルダにおいてもオリオンにおいても、どこもあの男を受け入れたいと思う惑星はないでしょう。ならば、人類も住めないような場所に、人びとの愛と理解というものをまったく抜きにしたような無人の惑星につながれて、牢獄のごとく閉じ込められるか。しかし、彼は愛に飢えた男ですから、それではいつまでたっても気づくことはできないのです。やはり魂というのは、愛によって浄められ、愛によりもう一度神の子として戻っていく、そのような環境が必要であるということです。だから、無人の惑星の、冷たい荒涼としたところにルシをつないでおけば、ほかの惑星には迷惑はかからないとしても、それでは単なる永遠の流刑地にすぎません。
地球という場所で、多くの人びとがいて、迷惑をかけながらも、それでも九次元が十人もいて、多くの仲間たちに見守られながら、彼が気づいて上がって来るのを待っている、そのような環境を許されている。それはほんとうに地球の愛、地球による愛の理解があってこそ、受け容れていただけたということです。
そして、ルシとその仲間たちがいなくなったことにより、わたくしの住んでいた母星のベーエルダも、オリオンも、そのあたりの領域は全部、再び平和を取り戻したのです。宇宙連合というものをご存じでしょう。あのハロルドのような宇宙連合の者たちが「もう一度秩序と平和を維持するために、あの時のオリオン大戦であったことを二度と繰り返してはいけない」と言っている。でもそれにしても、やはりルシがいなくなったことによって、もう一度平和を取り戻せたということがあるのです。逆にいうと、厄介者払いができたということです。
その彼をこの地球に、愛を注ぎながら受け入れ、さらに、その負荷をあえて受け入れながら、地球意識は、ご自分の使命を果たされようとする。「その気高い自己犠牲的な、その愛の崇高さに、みな敬意を表している」と。
「それがあなた方の住んでいる地球の美しさですよ」と。「そんな素晴らしい星にわたしたちは住んでいるのですよ」ということを、今回ぜひ伝えていただきたいと思うのです。
みんな厄介者払いでした。やはりルシがいると、乱されるということがあるのです。でも、「彼にいくら誘惑されても、それでも愛のもとに帰っていけるというぐらいの確信を持たなくては、神の子としてやはり一人前ではないのだ」と、「弱腰なのだ」と、エル・ランティはいつもおっしゃいます。「愛というのは無限の赦しであり、永遠にその者の善性、善なるところを信じて導き受け入れていくものである」と、エル・ランティはそのように思われている方です。それだけ宇宙連合の中においても、エル・ランティという方は信頼の厚い、愛の豊かな方であるということです。
そして、逆にいうと、エル・ランティがいつまでも九次元から抜け出ないのは、もちろん人間が好きだということ、人間と関わってやっていたいということもあります。でもたぶん、ルシが気になるのだと思います。彼を自分が引き受けて更生させなければ、やはり宇宙の平和というものの均衡が崩れるであろうと、そのような思いが根底にあるのだと思います。その責任を引き受けつつ、エル・ランティもまた、巨大な無限に近いような愛を表現されていらっしゃいます。惑星意識になるよりも九次元にいて、ずっとずっと大いなる愛を注ぎ、エル・ランティ自らの役割の中で、その責任を果たしていらっしゃるということなのです。そういう歴史があるということです。それが地球の使命とも大きく関わっているのです。
10.核戦争後に地球意識を破壊づるという企て
でも、ルシは地獄の底に封印されているといっても、地獄界から近いこの地上界において、今、自分のエネルギーを最大限に発散し、地獄を拡大させています。あれだけの男ですから、システムをつくり、地上の者たちの悪想念をエネルギーとして取り入れ、そして、エゴに薄汚れた地上の人類に影響を与え、波長同通で入り込む。「無差別憑依」といっても、言っておきますが、絶対に波長同通で入って来るものです。そして、そのようなエネルギーを使いながらこの地上を混乱させ、地球意識を破壊しようとしている。あなた方は、「核戦争をして全部地球人類がいなくなったら、地獄にいる者たちは困るでしょう」と、疑問に思いませんか。なぜルシが、あれほどまで核戦争をやらせたがるのか。
なぜなら、彼の目的が、地球意識の破壊にあるからなのです。自分を閉じ込めているこの牢獄、この地球意識を、核戦争で破壊しようとしている。マルディックという惑星を知っているでしょう。あの惑星は粉々に砕けました。マルディックは、あのときオリオン大戦に参画していたのです。彼らは、サタンたちの側に立ったのです。だから、あれだけ巨大な反作用があったのです。そうでなかったら、惑星もろともこっぱみじんになるような、そのような負荷がかかるわけはないのです。それほどに大きな、邪悪な負荷をつくったのです。
その惑星の人びとの心に入り、地球を何回も殺せるほどの核戦争をさせる。それによって地球意識を弱らせ、地球という磁場を破壊する。物質的に破壊させることにより、自分の身動きを取れなくさせている、この霊域を爆破し、逃げようとしている。それゆえ、この地球人類に核戦争を起こさせ、地球を破壊させようとしている。それが彼の目的の根本です。
そうでなかったらおかしいでしょう。「地獄界は地上からエネルギーを引いているのに、なぜ地球人類を全部殺してしまうような戦争を、サタンはもくろむのだ」と、以前、質問があったと思います。そのときはまだ、今までの経緯を話していなかったので、答えることができなかったのです。彼は、彼を封印している、この地獄という牢獄を破壊することにより、そこから逃げようと思っているのです。
11.家庭内暴力の若者はルシの姿そのもの
昨日まで話してきましたけれども、「宇宙空間に入り、この物質的なものがあるから、ひとつの次元においてエネルギーというのが集中され、磁場というものを形成することができる」というのは、そういう理由があるのです。
あなた方に徐々に理解していただきたいのです。そのために彼は、地獄の底からあらゆる策を弄して人びとの心に入り込み、この地球意識を破壊し、自らの魂を解放していこうとしています。
彼は「神のごとくなれる」と、「封印は破れる」と、こんな惑星ぐらい自分の力でこっぱみじんにしてみせる」と、そのように思っている。「ミカエルやエル・ランティの監視下に置かれているから、自分はこのような情けないとらわれの身であるのだ」と、なんとかそこから飛び出そうとしているのです。しかし、ほんとうは、この惑星があるからこそ、彼は神の子として迎え入れられ、チャンスを与えられている。そのことに彼は、まだまだ気づけないでいるということです。
彼の論理は、常に力の論理です。「神といったって何もしないではないか」と、「法則と愛で包んでいるだけではないか」と。「わたしは、強力なエネルギーで神のごとく創造し、力を発揮することにより、多くの者たちを従わすことができる。支配することができる。多くの者たちを魅了することができる」と。そして彼は、少々のことならば、宇宙空間にさまざまなものをつくることができたので、「わたしは神のごとき、神にも負けない男である」と、そのように思っているのです。
それを認めてほしいのです。誰かに認めてほしいのです。誰に認めてほしいか。それは、我々はすべて、宇宙の父なる神の懐の中から、愛の中から生まれてきたのです。だから、わたくしたちが最後認めてほしい。ルシですらも認めてほしいと願っているのは、それは、最後は神に認めてほしいのです。「自分はこれだけ力を持っている。あなたがつくったわたしはこんなにも魅力的なのに、なぜわたしを封印するのか。なぜわたしの害から護ろうと、ほかの者たちを優先し、そして、わたしをこんな薄暗いところに閉じ込めるのだ」と。「あなたはわたしの魅力をわかっていないのだ」と。「認めてほしい。受け入れてほしい。愛してほしい」と、ルシはいつも神に向かって叫んでいます。
愛情が欲しくて、欲しくて、暴力を振るい続け、親を殴り続ける、引きこもりの青年たちが最近多いでしょう。
あれはまさに、ルシの姿そのものなのです。愛を求めているのです。愛に飢えているのです。
だから、「愛しているよ」と、わたくしたちが一生懸命言っているのに、それでも自分の力を誇示することをやめず、「認めてほしいのだ」と言う。だから、「そちらの方向では認められないよ。あなたが本来することはこういうやり方ではないでしょう」ということを、一生懸命、根気強く話をしているのですが、彼はなかなか心を変えてくれず、強引に、強引に、自分のその論法を押し通そうとする。そして、父なる神に、父親に甘えるように、認めてほしくて、暴力を振るい続ける。
家庭内暴力というもので、「今、家庭がまさに地獄である」と言われています。揚げ句の果てに、そういう息子に刺されたりして、殺されていく親たちが多くいます。あれはまさに、ルシが地下で操っているのです。甘ったれた根性で、自分の親に対して心から愛してほしい。自分を愛しているのを認めてほしい」と言い続ける。けれども、うまくいかない。「ならば、殺してしまえ」と。それはまさにルシの願望そのもの。屈折した願望そのもの。今のそのような若者たちの心に波長同通で入り込み、彼の究極の自己実現のようにして操っているという状況があります。だから、操られている、家庭内暴力を振るっている者たちも、自分自身がわかっていないのです。
12.ルシを受け入れてやってほしい
考えてみれば、哀れな男だと思います。
でも、わたくしはどうしても彼を憎むことができない。彼を見捨てることができない。エル・ランティも、ミカエルと同じ思いであると思うのです。最後、もし、これ以上だめとなったら、わたくしがまたルシについて、ほかの場所に行きます。
彼が理解し、わかってくれるまで、彼とともに生きていこうと思っています。そのために、あなた方は知っているだろうか、わたくしに「エクスカリバー」という正義の剣が神から与えられているということをそれは聖書の中で言われているけれども、そういう長い歴史があったということです。それによりオリオン大戦も鎮まり、今日まで来たということです。
わたくしがこの方(アマーリエ)と、いつも兄弟のように言い合うような、仲がいい歴史がありますが、それは、この方の父上が、オリオンの星において将軍の立場にある方であり、やはりオリオン大戦のときに、我々の援軍となって戦ってくださったのです。実は、そのときからこの方をよく存じ上げていたということがあるのです。そして、マヌ様、マイトレーヤー様を含め、オリオンの星の方がたに、「地球を再生するときに手伝っていただけないか」と、わたくしのはうからお願いをしたという経緯があるのです。
だから、この方が戦闘系に来るというのも、あながち偶然ではなく、「やはりあの父上の娘さんであるな」と、わたくしなどは思うのです。彼は、ひじょうに高潔な将軍であられまして、わたくしにとって、ほんとうに良き手本となる素晴らしい方であります。いかに進化した惑星であったとしても、どんなに愛に満ちた理解があったとしても、万が一の時に備え、多くの人びとを混乱に陥れたり、また再び大戦に持ち込んだりするようなことがないように、側面からその星の平和の維持を担当する。そのために、やはりあなた方のいう戦闘系という者の役割が、あるのだと思うのです。
言いたいことは語り尽きないのですが、今日はここまでにしておきます。また質問があれば、わたくしでよろしければ、次回も質問を受け付けたいと思います。
ルシという男を、どうか受け入れてやってほしいのです。
ただ、受け入れるということは、けっして相手のトリックに引っかかり、相手の策略に負けることではない。
愛というのは、ほんとうに強い、強い精神力と、そんな惑わしを受けないだけの正義、そして、自分自身に底力がなければ、真の愛の行為というのはできないのだということ。
そのことを学んでいただきたいと思っております。
では今日は、これにて失礼させていただきます。
長時間ありがとうございます。
