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Project Eden

オーム(宇宙神霊)

私たちが存在しているこの大宇宙の創造神。この宇宙に満ちる愛のエネルギーであり、宇宙を統べる愛の法則そのものでもある。この宇宙のすべては、物質的なものも霊的なものも含めてオーム神霊の一部であり、私たちの魂も根源にさかのぼれば、オーム神霊から愛のエネルギーを分け与えられることによって創造された。
古代インドにおいて「梵我一如」(宇宙の創造神と自己との合一)と言われ、現代の精神世界で「ワンネス」(すべては一つであるという思い)として知られている感覚は、私たちがオーム神霊の一部であることを実感した状態を指している。
オーム神霊は陰(女性性)と陽(男性性)が合一した存在であるため、霊言では人間的な表現をとっていても、特定の性別に区分されることはない。つまり、オーム神霊は私たち人間も含めてあらゆる存在の父であり母である。また、この宇宙のあらゆる魂と根源的につながっているため、巨大な集合意識としての側面も有している。

第1章 愛する地球の子どもたちへ

1.神の愛とは各次元の世界に生命の息吹を表現するもの

2.神の創造原理の力を使って地球の未来を具現化せよ

3.あなた方はわたくしであり、わたくしはあなた方である

4.地球に住まう者たちの想念を結集して次のステージへ

5.愛の思いなくして創造原理が働くことはない

6.目覚めた者が百人いれば地球の未来を変えられる

7.神そのものとして力を発揮せよ

8.金庫のかぎを開けて、黄金のチップを使いこなしなさい

1.神の愛とは各次元の世界に生命の息吹を表現するもの

大宇宙に遍在するエネルギーはオームの、宇宙の身体です。
「宇宙空間は真空だ」と言われますけど、真空は何もないわけではなくて、このオームの愛のバイブレーション--。これはたとえて言うならば、母親の胎内の羊水のようなものです。温かくて一切を育む愛の温もり、一切を生み出す栄養、可能性、それが宇宙空間にはぎっしりと詰まっています。それをあなたたちが見ることができないからといって、「何もない」と言うのは間違いです。

神の愛があらゆる生命の可能性を含み、そこここに遍在するすべてのマテリアル、材料、素材を宇宙空間に込めて、そこに神の世界からの理念、「このような存在をあらしめたい」と思う理念が降りたったときに、その中にある、羊水の中にある素材を使って、ひとつの求心的な磁場ができることによって、そこに一挙に集中して引きつけられて、この三次元に物体化する。そういうふうにやって宇宙はできてきました。

この大宇宙の空間は母親の胎内であると、とらえてみてください。胎内には、幼子を包んでいる羊水と胎盤があります。羊水の中には、人体を構成するありとあらゆる栄養素が、もうすでに存在しているのではないでしょうか。でも、その胎内には、いつも胎児がいるわけではありません。そこに宿らんとする意志によって、ひとつの生命体が使命を受けて降り立つということが決まって着床したときに、そこに創造が始まるのです。

宇宙も全くそれと同じ形態で構成されています。あなた方の住んでいる惑星も、太陽系も、すべての宇宙はそうやってつくられたのです。

神の愛。
神の愛に満ちたバイブレーション。

あなた方を創造せしめるその物質の中に、エネルギーの中に、愛は込められているのです。あなた方を形成している物質の中に、エネルギーの中に、愛は込められているのです。
あなた方の肉体がどのような粒子、素材でできているのか。どのような愛によって受精し、核分裂の中で遺伝的な形態を形成し、どのように羊水の中で育まれ、あなた方人類というものが存在するようになったか。そのすべてのプロセスが神の愛であるということ。

愛というものが観念的な、精神的なものであると、あなた方は思っておられるかもしれないけれども、神の愛というのは、三次元に物体化し、そこにおき創造していくという、その絶え間ない連鎖の中に脈々と流れていくということ。あなた方はすぐ、物質的なもの、その科学的な現実的な実態というものと、愛というものを精神的な思い、遊戯にしてしまって、切り離してしまうから、そこで分離し違和感があるのだと思う。

神の愛とは、愛の思いイコールこの世界に、各次元の世界に創造し、あらゆるものをつくり上げ、そこに命を吹き込み、そこに神の愛の表現形態を実存させていく、生命の息吹をそこここに表現していく、その現れ、行い、それが愛そのものであるということ。そこのところをあなた方地球人類は理解しなくてはいけない。

たとえあなた方の身体をつくっている、ほんとうにわずかな小さな、小さな細胞、粒子の中においても、原子の中においても、そこにすべて神の愛の摂理は込められて存在しているのだということ。それをわかっていただきたい。それがあなた方が今、地球人がこれから獲得しなければいけない、神の子という自分自身に気づいたあとの己自身が持っている創造力というもの、その力の使い方、それに結びついていくのです。

人類はみな神の子であり、オーム宇宙の中にある創造原理と同じ力を持っているということが、観念的にはわかっているけれども、その力を発揮することができないのは、そういうことなのだ。

2.神の創造原理の力を使って地球の未来を具現化せよ

あなた方の中にある自分の力、それは大宇宙の中に遍在する羊水のような神の愛の思い、そのマテリアルを一点に集中し、そこに、その個性ある生命体の使命をなさんがために、「その次元に存在せよ」という思いが集中して一点に集約したときに、それは強力な、強力な磁場となり、周りにある愛の思い、愛の物質を引き寄せ、うねらせ、らせんのごとく回転しながら、その存在を現しめるために動き出す。大宇宙はすべてそうやって具現化され、構成されてきている。

あなた方が持っている力も同じである。材料があって、そして、強い意志のもとに、この世にどのようなビジョンを「かくあるべし」と、「かくあれ」と願い続けるか。その集約された集中力と、そこに神と同じ、これこそが神の愛の表現形態として存在せしめるに、真に価値があるものであるとの確信のもとに、己自身の力を、全身全霊を込めて願ってみよ。一人ひとりが真に神の子の己自身に立ち戻って――。

神の子というより、あなた方はわたくしオーム宇宙の一部である。
神の一部であるから「神の子」と言うけれども、あなた方もこの集合意識であるオーム、神そのものの現れである。神そのものの現れであるのならば、オームが、大宇宙がやっている創造原理を、あなた方もできるのである。

あなた方の世界で「法力」と呼ばれて、さげすまれているものがあるかもしれないが、彼らはその精神的な念波を一点に集中し、強く願うことによって、各次元にあらゆるものを創造してみせるという、その精神力が強い者たちなのである。

知的に偏っていくと、神の創造原理として与えられている、本来の自分の能力を失っていくように思う。あなた方と違う惑星の者であったとしても、知的なものに偏り、その能力の進化が科学的な方向だけに行き、己自身の真の神の子としての、神の属性としての創造原理、愛の原理から離れていって、衰退化している者もいるであろう。そういう神の摂理の流れから外れた者は、この宇宙の総合的な、共鳴したエナジーの場からははじき出され、その思想においても生き延びることができなくなるという、そういう事実がある。

あなた方が愛の教えとか科学的な進歩とかいうのは、さっきからあなた方に言っているようにそれは「星間物質」と言われているマテリアルそのものなのである。あなた方が知らない、原子・粒子・素粒子、さまざまなものが、光線を含めて宇宙にはたくさんある。今の地球人が知っているものなど、ほんのわずかなものにしかすぎない。それを突き詰めていくのが科学という目であろう。そして、科学が発見したもの、テクノロジーも含めてその素材を使って、宇宙の中に地球の未来をつくり出すようにしなさい。

ここから先は神の子として、否、神の現れとして、あなた方一人ひとりが神として、いかにこの地球において、全宇宙にあまねく流れている愛のバイブレーション、愛の創造原理にかなった未来を地球に持つことができ、それを一人ひとりが具現化することができるかということだけが、地球の将来を、未来を決めていくということに気づきなさい。

大宇宙は、神の創造原理と愛の思いで満ち満ちている。あらゆる可能性を含み、日々成長、進化発展している。その進化発展していく愛の思いは、神という属性の中においてみな同じベクトルを放っている。あなた方が、もしそれと逆行するベクトルを選ぶのであるのならば、地球という惑星のこれからの進化はなくなってしまう。

今までは、何が起きてもひとつの惑星内だけの成長レベルということで存在を許されてきたけれども、これから先は、大宇宙の仲間として、真に目覚めた神の意識、神の細胞としての自覚というものを持って、その惑星の使命を果たしていく、そのようにそこに住まう者たちも意識を上げなくては、地球意識、地球という惑星自体の進化発展もないのである。

3.あなた方はわたくしであり、わたくしはあなた方である

愛する地球の子どもたちよ、わたしは、あなた方がここに上がってきて、あなた方にこのような語りかけができるときがくるのを待っていた。わたくしは、すべてを創造し、すべてをいとおしみ、すべてを愛し続けてきたあなた方の父、オームである。

あなた方はわたくしであり、わたくしはあなた方である。
あなた方は神の子としてつくられたが、それはわたくしの一部である。
わたくしができたことは、あなた方もできるということ。
ただ、思いにおいて同じ方向性を持たなくては、これから先、ともに地球という細胞が新たな使命を担うことができないということ。

この声はこの者(アマーリエ)を通して伝えているが、この声はあなた方地球にだけ発しているのではなくて、わたくしがいるこの宇宙空間すべてに常に響き渡っている思いそのものである。それを今、このように言語化して伝えている。

あなた方は今まで、己自身が何者であったかすらわからずに生きてきた。そこで今、霊的に目覚め、己自身が何者であるかということに気づいたのならば、神の子であるということに気づいたことにおいて、真に精神の目覚めができたときに、今度は目覚めた者たちによって、新たな神の世界の天地創造、地球が次の次元へ上昇していくためのエネルギーとして、あなた方一人ひとりが力を発揮しなくてはいけないときが来たということなのです。

ひとり地球意識だけに任すのではなく、そこに住まう者たちが霊的な世界のエネルギーを含めて、ともにシフトアップしていくのでなくては、地球自身の次元が「アセンション」と呼ばれている次元上昇することはかなわぬ。そして、それには必ずその惑星に住まう者たちが、どのぐらいの割合で目覚めるかということが要求される。地球自体が次元を上げていくには、そこに住まう者たちの意識、それが必要であるということ。

あなた方が神の子であり、大宇宙が愛のエネルギーであるのなら、そこに住まうあなた方が「神の子」であるということが、なぜこれほどにキーワードになるのか。あなた方はわかるであろうか。それは、次の次元に地球が進化するには、神の子であるということ――。神の子であり、神そのものの意識を持ったあなた方の、神の属性としての力を発揮することによってしか、地球は次の次元ヘアセンションできないということなのだ。その霊的なエネルギーというものがなくては、次の時代に、その時期に、地球は突入できないということを表している。ひと事ではなく、あなた方一人ひとりが救世主、あなた方一人ひとりが地球を預かる責任者であるという自覚を持ち、あなた方の魂の力を発揮していただきたい。

一人ひとりに、その霊的な目覚めが出てきたのならば、わたくしの言う真の意味がわかってきたのならば、あなた方はいつもこの宇宙空間を絶え間なく送られてくるわたくしからの、わたくしのかわいい子どもたちへの呼びかけ、バイブレーションを、あなた方はいつでも聴くことができるであろう。

あなた方の肉体にある耳、聴覚というもの、知識、頭、そういうものでは、わたしの声は聴けない。この者がやっているように、自らの思いにおいて、感性の中において、己自身の魂を大宇宙の意識の中に溶け込ませ、流れ込ませ、宇宙のそこここにある愛の羊水のエネルギーに溶け込ませてみなさい。そうすれば、それがあなた方の世界で言う「ワンネス」というひとつの大きな意識体の一部であるということが、あなた方にもわかるであろう。

その命の大いなる海、大海の一部として自分自身が存在するということが感覚としてわかってきたとき、あなた方は本来の神の子、神の属性としての創造原理の力というものを手にすることができる。その認識と、その創造原理を使いこなすクリエイティブな力というもの、コンセントレイションというもの、そういうものがほんとうにわかってきたのならば、あなた方は神になる。
真に神の属性の一部として、あなた方の神の部分を目覚めさせることができ、そして、真に霊的な進歩成長が、次のステージで行われるのである。

そこにおいて、目覚めた惑星の者たちは、己自身の中にある神の属性としての使命にのみ生きるようになる。愛というものが、今のあなた方のような知的遊戯、心の遊びではなく、真に創造していくための推進力としての思いとなる。

己自身を創造された命の源に対する感謝と恩義を果たしていくために、自分の身体を使ってありとあらゆる生命を生み出し、そこに愛を吹き込み、発現していく、その方法手段としてこの大宇宙というものを、ビッグバンとしてつくっていったということ。その思いがわかるであろう。大宇宙の中にある、いとおしい、いとおしい、愛してやまない、あなた方ひとりずつが小宇宙となって、宇宙に向かってビッグバンを放っていくのである。

4.地球に住まう者たちの想念を結集して次のステージへ

あなた方は、このオームと呼ばれている、この宇宙の神と呼ばれている者の一部であり、「わたくしはあなたであり、あなた方はわたくしである」という、この言葉の意味を、深く、深くかみしめていただきたい。そこを認識すると、あなた方に無限の力と無限の可能性が開かれるのである。

そこの力に真に目覚めたときに、あなた方の惑星を次の次元の修行場にしていく大いなる手助けを、そのように目覚めた者たちがつくり上げていくことができるのである。そのあなた方の協力なしに地球がアセンションすることはあり得ないのである。そこに住まう者たちの霊的エネルギーと、地球意識が次の次元に行きたいと、創造したいと、次のステージに行きたいと思う思いと、そこに住まう者たちの認識力が、そしてその時期が、すべてが合ったときに、その惑星は次のステージの使命を与えられるのである。

今まで地球は、次の進化レベルのステージを与えられなかった。まだその時期ではないと、まだそこに住まう者たちにも準備ができていないと、みなされていた。そういう惑星だったのである。でも、いよいよ、地球も新たな次元の世界に突入していく。そこに住まう者たちの意識も上がっていく、素晴らしい時の訪れを迎えた。今、この宇宙は、皆で祝いの響きを奏でながら、地球の未来を喜んでいる。あともう少しで、あなた方地球が、新たなステージヘと踏み込むことができる。

まだその認識にいたっていない者たちもいる。しかし、己自身が神の子であり、皆神のエネルギーそのものであることに、真に目覚めている者たちもいる。ここにいる者たちだけでもいいからわたしの言葉をしっかりと腹の底で受け止め、魂で聴いてほしい。

そして、あなた方の霊体の中にある神の現れとしての命に気づき、そこを開いてほしい。誰のものでもない、あなた方一人ひとりに対する信頼をもってのみ与えられた、神の生命の一部分が、あなた方に渡されている。

ひとつの大きな地図があって、そこをたくさんの、何等分かで切り分け、そのひとひらひとひらを、生まれてくる生命あるあなた方に、神の子として埋め込み与えて、この地上に送り出した。そして今、あなた方がその魂の中に、神の子としての身体の中に、神より創造のときに与えられしその一片の地図の一つひとつを、預かっていたものを取り出し、提示しなくてはいけない。そこを皆が、取り出したものを集めていくことにより、次の新時代の道を指し示す道が描かれるのである。

それを期待して、地球に生まれてくる者たちには、そのような「神理の鍵」というものを、あなた方のオリジナルの個性の中に埋め込んで、生命を吹き込まれ、今地球に存在しているのである。

だから、すべて地球にいる者たちは地球人であるということ。地球とともにネクスト・ステージに向かって地球を推進する、そのエネルギーを出していく。
そして、あなた方を永いこと育み続けてきた修行場としての地球に、今こそあなた方が神の子として、その感謝と愛と恩義を返すそのときであるということ。

神は何も求めない。
愛は見返りを求めず、一切を黙って育み、今まで養ってきた。
それは、恩義を返すためではなく、あなた方自体が、ひとりずつが、永き時の流れの中で育まれ成長してきたこと、一人ひとりが成長し自覚し、真に目覚めたとき、その者たちが目覚めたときに、成長したことをもって、その惑星の進化というものが促進されるということになっている。

あなた方がその魂において、霊的な次元において次に飛躍するには、あなた方の中にのみ、自分だけに与えられた神の子としての属性、その役割、それを最大限に発現し、光り輝き渡らせなさい。

その光を見て、他の者たちも己自身の魂を開くであろう。地図を分け与えられた者たちの数が多くなればなるほど、そして、神の子ということよりも、己自身が神の属性として、あなた方の中から神の力がピュアなものとして、ストレートに輝き渡る者たちがひとりでもこの地球上に増えたときに、地球は新たな霊的な次元に上昇していくスタートを切ることができる。

地球自体がアセンションするのは、その宇宙的な磁場、時期というものの追い風ということはあるけれども、地球意識の次のステージに行きたいという強い願いもあるけれども、なんといっても、その惑星に住まう者たちの想念の集合体が、次の次元に、ステージに行くのに値するだけの能力と力と光とを蓄えることができたかということ、それに左右される。

5.愛の思いなくして創造原理が働くことはない

あなた方は、もう十分なほどの神の世界からのメッセージを受けている。それは言葉によってもたらされている。言葉によって与えられたものを、思いにおいて、あなた方の思い、願いによって創造し、愛の具現化というものを――。

あなた方の惑星においても、そして、今度こそあなた方は自らの惑星を飛び出て、大宇宙に向かっても、その愛の思いというもの、自覚した創造力をもって、愛の創造原理を行える、そういう自覚のある生命体へ、命あるものへと羽ばたくことができてこそ、宇宙の空間を、自分が生まれた母星をいでてさまざまな惑星に行って、愛の創造原理で多くの人びとを助けたり、あとからできた惑星の進化発展を手伝いに行くような、あなた方が言っている「スペース・エンジェル」と呼ばれる方がた、その方がたと同じ仕事ができるようになるのである。

スペース・エンジェルと呼ばれる、星から星に飛び回る彼らの行いを、思いを、まず学んでみなさい。己自身が生まれた母星というものに執着はもはやなくなっていくであろう。ただただ宇宙の意識に溶け込み、その一部として神の一部として、すべてが己自身のふるさとであるという、そして、そこに住まう者たちすべてが己自身の家族であるという、圧倒的な愛の中で、愛の大河である大宇宙を、愛をなすために、愛を、形をもって具現化するために、人知れずそこに住まう者たちにもわからないように、陰になり日なたになり、一生懸命愛の行いをなしていく、そのあなた方の先輩がなしている姿を、地球という惑星に住まうあなた方は学んでいただきたいと思う。

そこは先ほどから言っているように、あなた方が神の属性として、やはり大いなる生命の大海であるこの大宇宙の一部であり、一部は全体であり、全体は一部の中に息づくというその一体感と、己自身が何者であるのか。そして己自身はいかなる力を持ち、神であるという創造原理というのは、どのように使ったときに創造原理としての力を発揮することができるのか。それをあなた方が理解し、それを実行できるような者にならなくてはいけない。

あなた方ができること、やれること、それは神の愛の具現化。
それを皆で手を取り合ってやっていくこと。

神の身体は我が身体。そして、あなた方の身体は神の身体そのもの。
だから、あなた方の中の誰かひとりが苦しみ傷つき、痛みを持つのならば、それは我がオームという大宇宙の中に、あなた方の心の痛み、身体の痛みが共有され、響き渡るものであるということ。

理解してほしい。
あなた方はわたくしであり、わたくしはあなた方である。
マクロ的な視点において、あなた方はわたくしになる。
わたくしの姿をもって、あなた方を創造したということ。
聖書など、文献で知っていると思うが、あなた方の中に、わたくしの宇宙の創造原理、その可能性のすべてを込めてつくってある。

だから、あなた方が見ている真っ暗な、そして星々が浮かんでいる宇宙、その暗闇というもの、そこは胎児を包む羊水のようなものであると理解しなさい。そしたら、そこに何ゆえに星々が現れてくるかということも、そこの材料を使って愛の思い、赤ちゃんができるときもお父さんお母さんの愛の思い、愛の願いが、そして、愛の行為があってこそ、そこにひとつの生命が着床し、結晶化され、神の愛の創造原理がひとつの細胞分裂というものを通しながら、具現化されていくのではないだろうか。

そのときに羊水の中で、その母が摂る栄養を一生懸命吸収しながら、胎児というのは成長していく。その姿の中に、大宇宙の星々が、惑星がつくられることをすべて込めて、あなた方の女性という身体の子宮の中の様子をちゃんと写し込んでいる。どうか、そこの中において、愛という圧倒的な温かいぬくもりの中で、あなた方の住む惑星も、そして、そこに住まうあなた方の肉体も、一切のものが創造され、形を持ったのだということを理解していただきたい。

いかなるマテリアルがあっても、テクノロジーがあっても、愛の思いがなくては、「そこにあれかし」と願う強い思いなくしては、大宇宙に何ひとつとして新たに存在すること、創造原理のパターンが働き出すことはないのである。

あなた方も神のその一部であり、神そのものであるのならば、この力を使うこと、魂において目覚めていくということ、それをあなた方も我がものとしてほしいと思う。そこが気づきとしてこなければ、次のあなた方の霊的な成長はない。

6.目覚めた者が百人いれば地球の未来を変えられる

地球が次にどのようなステージに行くか。
そこに住まう惑星の中で、あなた方の数で言うのならば、「百人気づいた者たちがいれば、地球は変わる」と言われているのではないだろうか。

それは、わたくしが言っている、「真実あなた方が神の子であり、神そのものであり、神の愛の命、エネルギーとともに、あなた方が神の子としての創造原理という力を使いこなすことができるという、そういう自覚を持った魂であるというふうに目覚めた者が百人いることによって、その惑星における霊的な次元を上昇させていく力になるのだよ」ということなのだ。

ただただ、あなた方の会の信奉者が百人いればいいということではないということ。だから、あなた方一人ひとりが大事な神の駒であるということ。いや、あなた方自身が神の属性を持ったかけがえのない命、神そのものであるということ。そして、皆がひとつであるということ。地球であろうと、どんな惑星であろうと、すべての生命ある者たちは神の身体として、意識としてつながっている、愛によってつながっている存在であるということ。それらに気づいてくれる人が百人いて、皆が美しい地球の未来を強く願い、そして、そういう未来ある地球を創造しようと強く願うのならば、地球の未来はいかようにでも素晴らしいものになるであろう。

そこにおいて、自らを神の子ではなく罪の子であると設定し、自らの可能性、創造力を使うことを封じ込んでしまうのであるのならば、そして、自分は他であり、他は自分であるという、痛みも喜びも分かち合うひとつの家族であるという思いを忘れていき、地球の未来も何も考えず、自覚なく地球を汚染し、霊的磁場を汚していく者たちがいたのならば、地球の未来というものは、どちらにでも分かれていくことであろう。

あなた方がどちらの方向を願うか。

どれだけ「地球がひとつであり、宇宙船地球号の乗組員である」と言われても、自覚なく地球を汚し続ける者たちが多くいて、その者たちに対抗して、地球の未来を明るい方向に引っぱっていくことができるのか。真に己自身が神の子として神の属性としての創造原理に目覚め、魂の本来の力を開き、輝き渡らすことができた者たちが命がけにて百人出て、その時代の理想というものと、地球の未来のビジョンとをあわせ持ち、神の創造原理で実行することができたとき、初めて地球は、新たな明るい未来をつくることができるのである。

7.神そのものとして力を発揮せよ

エネルギーというのは、ひとつの方向性における慣性の法則がある。
人類が悪想念の方向に向かい、そちらにまっしぐらに向けてしまった悪しき思いは、今地球を真っ暗な破壊的な未来へと結びつけていく。そちらの負の創造原理のほうに、今地球は引き込まれようとしている。

そこに、神の世界から光のほうへ、本来の大宇宙の一員としてつくられた輝かしき地球、太陽系のプリンスとしてつくられたその地球の明るい未来を、神の星としての、愛の星としての地球の未来のビジョンをつくるために、その慣性の法則をねじ曲げてでも、負荷をかけてでも光のほうへ、切り替えなくてはならない。

集合意識が、マイナスのほうに時間をかけてまっしぐらに進んで来てしまった。その地球の真っ暗な未来を実現させるのではなく、明るい未来のほうに、本来の地球の使命の未来に引き戻すには、そこに住まうあなた方の強力な力と、真に命を投げ出して、全体の神の星としての愛の光のエネルギーのほうに向かうプラスの推進力として、自らの生命を、自らのエネルギーを、そして、その中に込められた創造性というビジョンを、具現化するという神の属性の力に目覚めて、協力をしてほしいのである。

負の慣性のままに地獄の奈落の底に、地球の未来を引き込んではならない。そのために、あなた方の世界の霊的指導者たちは、今回の救世の計画を含め、大いなる計画を降ろしてき、愛の法をもって、神の法をもって、霊的な指導をされている。すべて光のもとへ、神のもとへ、神の子としての使命を果たさん、明るい未来をつくらんために、彼らは努力してこられた。しかし、このまま行くと負の方向に行く。それを阻止するために、時をずらしてまでその可能性を地球の未来のために、今ひとたびの呼びかけが行われたのであると、認識している。

あなた方が本来の力を発揮し、自覚し、あなた方が神の力を発揮するために、あなた方の地球の霊天上界は、この法というものを降ろしているのである。単に学ぶために、学問的にするためだけに、愛の法を降ろしているのではない。正法と呼ばれているものを降ろしているのではない。

今わたくしが最初から言っている「神の子である」ということは、神の存在そのものがあなた方であるということ。そして、愛そのものにより、あなた方生命を持った存在であり、そして、皆がひとつにつながり、それで神というものをつくっている集合意識の一部であるということ。愛というものに溶け合って生きなくては、そこから進化の方向が違うものがはじき出されてしまうということ。 そのような宇宙の友たちもいるであろう。

愛というものの属性の中におき、自らが神そのものであるということに気づいたならば、あなた方は本来の神の子、否、神として最も偉大な、すべてをあらしめ創造し、つくり上げるという、この大宇宙を創造してきたわたくしどもが発揮した力を、あなた方一人ひとりも創造でき、その小宇宙としてのビッグバンとしてのあなた方の力をもって、今回の負の方向にねじ曲がっている地球の未来を、光の方向に変える力として発現してほしい。そういう真に自覚する者たちが集ってこそ、地球の未来のビジョンは変わるのだ。

そのような神の子として、神の属性としてのパワーを目覚めさせる、自覚させる、自分が何者であるかということを、真に魂のレベルで霊的な肉体のレベルで自覚させるために、今回の救世の法というものは学びとして与えられているのである。学びのための学びになってはいけない。

神の思いというものはあなた方の思いであり、あなた方はこの地球というものの未来を預かって、今ここに存在している。大宇宙の意識であるわたくしがあなた方であったとしたならば、あなた方は何を思い、何を願うかということを、それを常にオーバーラップして考えていただきたいと思う。そうすれば、今あなた方が何をしなくてはいけないか、それがわかるであろう。

あなた方の命を神の子として、否、神自身の部分として燃え立たせよ。
自覚しなさい。
そして、あなた方の力を、魂を開き、その創造原理を使いこなしなさい。
そして、その愛の思いによって、地球の未来を光ある愛の星へ変えていくのだという、その強い理念でもって、あなた方の創造性を使いなさい。

それをもってでしか、地球の未来のビジョンを塗り替えることはできないのであるということを、肝に銘じなさい。

8.金庫のかぎを開けて、黄金のチップを使いこなしなさい

あなた方が持っている力を発揮する、それがあなた方自身の魂が今回最大の成長と進化を遂げる道である。そして、その成長し進化していったものが地球という磁場において、そして地球意識においても、あなた方すべてにおいてもがつながっていることをもって、地球自身の進化を促し、そして、この太陽系すべての、そして太陽系だけではない、この銀河も宇宙も、オームのすべてにいたる進化を促進するエネルギーになるのだ。

そして、その進化においては、愛というベクトルが必ず提示されていて、その愛のベクトルの方向によって皆で手を取り合い、協力し合い、助け合い、愛し合っていく方向に皆が頑張っていったときに、ともに成長、進化発展していくのである。

そのベクトルと違う方向に進んでいったときにはあなた方は――、そう、わかりやすく言うのならば、グレイという宇宙人を知っているであろう。彼らは彼らの自由意志において頑張ったけれども、その愛という進化のベクトル、そこからは離脱した者たちである。それは、離脱してもそこで学ぶものがあるならば、許されはするけれども、それが己自身の未来を自らが追い込んで、滅亡の未来を導き出してしまうのであるから、地球にはそのようになってほしくないと思う。

あなた方の力、あなた方の協力をもって、明るい素晴らしい地球の未来をつくり上げ、発展し、新たなアセンションの時の中で、宇宙の一員として、あなた方が宇宙の友たちの前にデビューしてくれることを、わたしは願っている。

そのためには繰り返して言うが、あなた方が神の子、神としての力に気づくということ。もともとその身体に埋め込まれ、そのチップはあなた方にすでに手渡されているということ。そのチップを使って、あなた方は己自身の魂を開き、神の属性としての創造性の力を取り戻し、そして、その力をもって、この地球の未来を新たな光のほうへ、愛の方向へ立ち戻らす、そこまで具体的に動かなくてはならない。

その思いと行動の集積によって、地球の未来はあなた方が願っている通りの、愛の星、地球へと変貌するのである。よいか、そこのところを間違ってはならない。
あなた方の書物だけを漫然と広げ、法というものだけを流すことで、それで愛の星になると思ってはいけない。

あくまでその教えは教えであり、宇宙のルールであり、教えであるけれども、その教えを使って、あなた方が何者であり、あなた方の魂の奥深くに込められた大切な金庫、神の子としての宝が入っている金庫を開ける鍵は、あなた方の正法という教えであって、宇宙の教えである。でも、鍵があっても、その金庫の扉を開けなくてはそこにある宝物にはめぐり会えない。

その宝物を、扉を開けて引き出して、そうしたらばそれを使って、神の子としての本来の姿に立ち戻って、そしてこの地球を変えていく、そういうエネルギーとなりなさい。そのために今回の救世の教えの、ルネッサンスという運動が存在しているのだということを、あなた方は知らなくてはいけない。自覚しなくてはいけないのだ。そこのところを、今日はあなた方に言っておきたいと思う。

わたくしはあなた方をいつも愛して、いつも見守ってきた存在である。
どうかわたくしを「オーム」と呼び、あなた方の心の中で常に呼びかけていただきたい。
一人ひとりが自覚していくにはさまざまな問題が、悩みが出てくると思うけれども、それを全体意識の中に委ねていく中において、あなた方はさまざまな答えを見つけていくことであろう。

わたくしたちが今、いつでも見守り、あなた方の成長のお役に立ちたいと思っているということを理解したのならば、あなた方はこれからいくらでも成長できる話し相手、教師を得たのだということに気づいて、心強くなっていただきたいと思う。

地球の未来はどのようになるか。
それは極論で言うならば、あなた方の自覚次第でもあるということ。
教えが降りたということだけで、それで終わりであると思ってはいけない。

今言ったこと、すなわち、一人ひとりが金庫の鍵を開ける、金庫の鍵を開けて扉を開けたらば、そこにかつての神との約束で手渡された黄金の神のチップが、神の子としてのチップが預けられていたのだということ。そして、そのチップを使って、この救世事業を、この惑星の進化のために力を発揮せよということ。それが、あなた方という存在をつくった、わたくしとあなた方との約束であるということを、思い起こしていただきたいということである。

今日はこれでやめておきましょう。
また連続して、これからもあなた方に伝えていきたいと思います。

それまで、今日伝えたことをどうか反すうして、力として認識として、あなた方のものとしていただきたいと願います。

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