top of page

Project Eden

第3章 エル・カンタラー:今こそ、宇宙の法を

1.神の愛の法しかない

2.わたくしの愛するこの地球よ

3.ここが正念場という時期

4.現実の生活の中で愛の本質を学べ

5.地球人は宇宙の中では野蛮人

6.仏教再興のために地上に肉体を持ったわけではない

7.九次元霊はサポーター

8.神理という力は最高に強い

9.いつまでも天上界の扉が開くわけではない

10.本物のみが残るのです

11.40数億年という時を待ち続けていた

12.資料を残していただきたい

13.神の計画の中で日々を精一杯生きる

14.どうかわたしに力を貸していただきたい

15.質疑応答 地獄の解消について

エル・カンタラー(仏陀)

地球霊団における最初の九次元存在。
現代日本にORとして肉体をもち、正法神理を説いた。
役割分担:黄色光線(法・慈悲)。
転生等について:金星から招聘、エル・カンタラー(エル・ミオーレ)→ラ・ムー→トス →リエント・アールクラウド→オフェアリス→ヘルメス →ゴーダマシッダルタ→OR

1.神の愛の法しかない

我はエル・カンタラーなり。
あなた方におきましては、此度の数々の不祥事におき、たいへんな重労働と、たいへんなご心労をおかけしたことを、心からこの場を借りまして御礼とともに、謝罪をさせていただきたいと思います。

しかし、この第三の計画が始まったことにより、新たなる側面というものがこの地上救済計画の中に盛り込まれ、そして、わたくしがやり残してしまった、そして、道を誤って人びとを指導してしまったことの、修正のチャンスというものが、神々により与えられたということをわたくしは心から感謝し、また心より申し訳なく思うものなのです。

今、地上にわたくしの肉体を持った者がおりますけれども、今の彼に何を言っても伝わらないのです。
できる限り、この地上における、この大救済計画の穴埋めを速やかにしてしまわなくては、この計画は最初から何もなかったのと同じような失敗をもって、その結果というものを人類は受けなくてはいけないのです。
そのようなことを、わたくしは黙ってただ待っているということは耐えられないのです。

それで今、エル・ランティ総指揮のもとに第三の計画というのが発動され、私たちにおきましても、そのために早速、精一杯の体制というものを敷きながら、今活動できる者たちを呼び集めて、この地上救済のための法というものが降ろされようとしております。

あなた方におきましては、なぜこのような計画のズレがあるのか、そして、なぜこのような「宇宙の法」と呼ばれているものが説かれる必要があるのかと、不思議に思われることでしょう。

しかし、わたくしが、たまたま『太陽の法』、『永遠の法』、『黄金の法』というものの法の流れの、まあ、ジャンルによって分けたということがあるのでしょうけれども、大いなる意味においては、神の愛の法しかないのだということを、あなた方はわかっていただきたいのです。

宇宙の法と呼ばれるものが、特別に何か別にあるということではなくて、地球の発達段階において、地球の、地球外の生命においても、地球以外のこの太陽系、宇宙を通じる宇宙観における地球というものの認識レベル、それを人びとが地球人として、もうそろそろ把握するべきであると、自分たちがこの宇宙においてどういう立場にあるかということを認識するということが、この宇宙の法であるということ。

そして、その中における位置づけとして、どのような認識を持てるかということ。
そのようなことを語っていくのが、まあ、あなたが今、おっしゃったような宇宙の法であるということなのです。

そして、わたくしはそこまで語りたかったのです。
そこまで語りたかった。
そうでなければ、新たな地球としての宇宙の文明、宇宙連盟の者たちの一員として、地球というものを愛一色に染め上げていく、地球というひとつの、天上界がひとつであるという、地球教という、あなた方でいう地球教というひとつの教えの中で統一していくという最終目標というのが、わたしたちの目的であったのですけれども、そこが達成されなくなってしまうということ。

その意味において、まだ学問もなく、認識力もなく、地球が自転し、太陽の周りを回り、この太陽系というところの一員であるという、そして、太陽系だけではない小宇宙、大宇宙というのがあって、銀河系意識というのがあるという、そのようなね、認識に人びとが達するまでーー。

ひとつひとつの文明の中でそのピークはありましたけれども、そのようなところを通して最終的にこの地球というものの魂の爛熟さ、ひとつの熟成というものを待って、次の宇宙人類的な部分での、宇宙の一員としての仲間入りの地球という星を語る、そのような法というものをわたくしは最後、エル・カンタラーとして出たときに、その法を語ったことによって、人びとに伝えていきたかったということなのです。

だから、どこからどこまでが宇宙の法であり、どこからどこまでが宇宙の法でないとかいうことはない。
逆に言うと、もう、今という時間軸の中で、地球が宇宙というものの中における自分、宇宙と地球、宇宙の中における神の子としての個人というものを、しっかりと認識しなくては、もうだめな段階にきているのです。

そのことを語るために、今、神々が天上から地上に、数々の霊言を降ろしているということが事実なのです。

2.わたくしの愛するこの地球よ

わたくしがやり残したことなのです。
わたくしが罪を償わなくてはいけないことなのです。
なぜであるなら、わたくし自身がこの日本という場所からこの地球全部に対して、最終的な宗教の包括的な教えというものを説くために、今までの教えというものが、今回の文明においてあったという、計画を立てた、その総責任者であったのだから。

そして、この四十六億年という、この地球の永い歴史の中において育み続けながら、この愛する地球をどうか神の星へと、神のもとにシフトアップしていくという流れがどうかあってほしいと、この地球を、最初に神より、大いなる宇宙の神より預かったときから、わたくしの切なる、切なる願いが、この愛する地球に対してあったということ。

そのことを思いながら、逆に、今回の瞬間の中にすべての期待が込められ、私のまた生涯というもの、魂の境涯というものもあったということも事実なのです。

その最終的な意味においてわたくし自身の落ち度により失敗してしまったということを、そのことがもう、ただただ神に対して、宇宙の神に対して申し訳なく、仲間たちに対して申し訳なく、そして、私を信じて出ていってくれた黄金光線の者たちーー、黄金光線だけではないのです、各霊系団からみんなこの最終救済計画のために、命を張って出て来てくれた。
今見てるとあなた方におかれましてもそうなのです。
その方がたに対して、私はどんなふうに謝ってよいかわからないほどの責任を感じているのです。

しかし、今このレムリアというものが結果におき、そして、我々の言葉を受けられる巫女さんというこの方が立たれたことにより、新たな最後の希望のチャンスというものが、神によりわたくしたちに与えられました。

今、十次元よりのエネルギーを受け、そして、九次元が総動員でできる限りの努力をしております。
九次元、十次元がそうであるなら、八次元、七次元、六次元の者たちにおきましても、日常におきまして精一杯、やってくれているのです。

最後に地球が宇宙の一員のレベルとして、愛の星として生まれ変わるために、そのために私は宇宙の法を説きたい。
そのように思っているのです。

そして、大いなる謝罪の気持ちを込めて、わたくしはあなた方にこの計画というものの根本的な構造というもの、そして、本来であるならば、どのようにして行われるべきであったかということをあなた方に伝えなくては、わたくしの使命は全うされないということ。

そのことをどうか、お知りおきいただいて、わたくしの語れなかったことを、この地上にあなた方は肉体をお持ちなのですから、どうか、伝えていただきたいのです。

今、一時、あなた方の流れの中で、K会というものが一時期弾圧、弾圧と申しますか、正当性を証明できなくなるときがあると思いますけれども、そのようなことは構わなくていいのです。
何にも気になさらなくていいのです。

逆に言うと、あなた方が精一杯やってくださることが、ORという地上におります、わたくしの分身におきます救いにもなるということなのです。
あなた方がやってくださることが、そのままが、わたくしの中におきまして救いになるということなのです。
謝罪になるということなのです。
どうかそのために力を貸していただきたい。

はるか昔より、古より、この美しき青き星をわたくしは預かりました。
そして、この地球の生命の誕生と、変化流転というものをすべて見守ってきたのです。

この愛する、わたくしの愛するこの地球よ、どうかいつか人類が栄え、高度なる神の子の修行場として富み栄えて、多くの人びとに祝福される愛の星へと生まれ変わってもらえますように。

そのためにわたくしも精一杯の努力をしながら、かつ、いろいろな工夫をしてきたのです。
わたくし一人ではできないことが多かったので、九次元を十人、残りの九人を招霊しながら、この美しき星にするため、わたくしは残りの仲間たちと一緒に、九次元十人、みんなで手を携え、努力をし合いながら今日まで来たのです。

他の神々は、他の各惑星、星雲より招霊された魂なのです。
他の方がたにおかれましても、ここの地球に残られる方もおられるかも知れないけれども、また別の使命を持たれて、他の、マヌ様、マヌという方がよくお出になられていますけども、あの方がたにおかれましても、この方にしてもそうですけれども、また次の惑星において、また美と芸術においてこの地上を愛の星とされよ、という招命がかかられたならば、その魂霊団を率いて、また移られていくかも知れないのです。
そういうものなのです。
修行場というものはそういうものなのです。

でも、わたくしは、この地球を最初から預かった者として、最初から責任を持っている者として、この地球とともにわたくしも生涯を終えたいと思うほどに、この地球を愛しているのです。

ですから、この地球の中において、あなた方がどれだけ素晴らしい修行ができる場になるか。
そして、地球意識としてこの意識体の中に、この地球という核の中に入られている地球意識というのをわたくしは知っています。
この方がどれだけ苦しい思いをしておられるか。
わたくしの師とも仰ぐべきお方が、この中において、どれだけの犠牲の中で多くの生命を育み、そして、修行場として、あなた方のためにその身を挺して愛の波動を送られているか。
そのことを思うと、わたくしは何と申し上げていいのか。

ほんとうに最後までこの地球とともに、命をともにしたいと思っているのです。
他の方がたにおきましては、精一杯のことをしていただけます。
しかし、惑星にも寿命があるように、ひとつの時期がきたならばその寿命を終え、修行場としての形を変えていくのです。
最後に爆発を、惑星の爆発というものをもって、その核を脱ぎ捨てられる方もおられますし、その惑星としての生命エネルギーを停止するということにおいて、その残骸だけを残して、この地上から、この三次元からの霊意識というのを抜かれる惑星意識の方もおられるのです。

しかし、そのように最後、使命をまっとうに終えられるのであるならばいいのですが、今地球意識自体がたいへんな危機的な状況の中におられるということ。
そのことを思うのならば、どうか、どうかこの地上の生命というものを無事に守り育て、愛の星としての宇宙文明の仲間入りをして、この地球のシフトアップというものに力を貸して、そして、新たな愛の波動の中でこの地球という生命体が、地球という惑星が新たな修行の段階として生き続けていただきたいと、わたくしなどは心から思うのです。

そのためにわたくしはずうっと地球とともに、この霊天上界から地球の創世記のときから携わってきたのです。

3.ここが正念場という時期

どうか皆さま方わたくしの思いを考え、思いを汲みおいていただきたいのです。
他の神々も精一杯、やってくださっている。
ほんとうに精一杯、地球のためにやってくださっている。
それなのにわたくしが出てって、このようなことになったということが、どれだけほかの神々に対して申し訳なく思っているか。

でも他の神々におかれましては、時期がきたのならば、他の惑星における霊系団ごとの転生輪廻ということもありますので、そのような流れを止めることはできないのです。

でも、であるからこそ、今という時、今という、仲間と手と手を携えて、今頑張っているということがとても大事なことなのです。
今という時がどれだけかけがえのないーー、今までかって、幾つかの文明が興って、数々のほんとうに気が遠くなるような時を生きてきました。
しかし、今という時のこの地上のあり方、今という時における我々の仕事を、この霊言を降ろして、書籍にしていくという仕事がどれだけ重要なことであるかということ。

そのように歴史というのはあるのです。
ここが正念場という時期があるのです。
まさにあなた方はその正念場の渦中に生きておられるということ。
そのことを考えてほしい。

長い日本の歴史の中にもあった中で、明治維新と呼ばれる数十年の時期があったでしょう。
明治維新から大正にかけてのほんのわずかな時期、江戸時代の末期から明治時代にかけての、そのときにどれだけの多くの大人物が出て命を張り、その数十年の命の中で燃え尽きて、この日本という未来をつくるために、将来をつくるために命を張ったことでしょう。

でも彼らの張った命の分だけ、努力と汗の分だけ、日本という国が、新たな、この霊的な高みの中で、この新たなる救世計画の地盤としての原型というのを留めたのです。

もし、近代文明に乗り遅れ、近代文明としてその修行の場というものが与えられなかったのならば、皆さま方におかれましても、この日本に生まれ、このような計画のために高度な学問を受け、数々の教養を身につけ、そして、エル・ランティが説かれた法に出会いエル・カンタラー、わたくしが説いた法に出会ってこの日本に生まれてこようという計画を立てられなかったと思うのです。

しかし、あの時の明治、江戸の方がたの、大いなる光の天使の方がたの働きによって、この日本という場所が、そして、天照大神、天之御中主と呼ばれる、日本神道と呼ばれている美しいその教えの磁場、土着的なその教えの中に、新たなその明治維新以降の改革者たちの血が通ったところにおいて、この日本というのがほんのわずかな小さなスペースで、そして、彼らも多くの鉱物ですかーー、資源ですね、資源というものがないこの日本の中で、この世界のリーダーシップを握るようなこの日本になっていったということ。

そのような土壌が用意されたからこそ、わたくしたちの最終的な地球人類におきます最終救世計画というものが、この地上に遂行できることができたということ。

そのことを思うとあなた方はね、このために準備されて、捨石となって、縁の下の力持ちというふうな形になって、この、今あなた方が活躍してくださる、この今の日本というものを整えてくださった方がたに、心から感謝し、今わたくしが語ったように地球規模の流れの中で、あなた方の位置というものをしっかりと考えて、今できることをしていただきたい。

宇宙の法というと、何か特別な宇宙人の形態を踏まえたような、特別なものが出ると思われるかも知れない。違うのです。

今まで置かれていた地球の流れと、ちょうど地球が、長い封建制度の、江戸幕府という徳川の幕府の中から、新たな宇宙文明の開花というもの、精神文明、そして一人ひとりが士農工商と呼ばれる階層社会ではないところから、一人ひとりの人問たちの自由意志における個の活動というものを開始していった。
そのような開放された人権の時代というものが世界的に行われたのですけれども、そのような日本になっていたということ。

それと同じようなことが、霊的なものが科学と共存し、新たな地球というものが、宇宙の中における地球というものをしっかりと認識した上で、宇宙連盟という、ひじょうに愛の法則の中に、他の惑星とも手を取り合う、そういう地球の姿というものを、あなた方が提示する。
まさにその時の坂本竜馬や、勝海舟や、吉田松陰であるような、そのような生き方があなた方に望まれているということなのです。

時代には、いつも、いつも大事なターニングポイントにおけるスポットというのがあります。
ひじょうにそういう霊的な場所があり、そして、そのような時というのがあるのです。

その時の中で、あなた方なら何ができるかということを精一杯考えて、その上で自分自身の日常にしっかりと、地に足を着いた形において、自分のできることを探していただきたいのです。

今、レムリアに呼ばれている方がたよ。
あなた方は神より祝福された方がたなのです。
もし、あなた方がここに座っていたいと思っていても、もし、その判断の中に、お眼鏡にかなわなければ、今、とてもあなた方が座っていることはできなかったでしょう。
数々の方がたがあなた方と一緒にここに座っていたいと思って、今でもあがいている方がたがおられるようだけれども、ここに座るにはそれなりの心構えと、それなりのもとなる、純真なる信仰心というものが望まれるのです。

そのようなことを考えるならば、今あなた方がここにいて、わたくしの気持ちをこうやって聴けるということ、聴いてくださるということが、どれだけありがたいことであるか。
わたくしにとってもありがたいし、あなた方にとっても、遥かなる、栄光ある瞬間であるというふうにわたくしは思うのです。

4.現実の生活の中で愛の本質を学べ

ただ聴くだけではなく、あなた方が何ができるかという、その具体的な方針についてもわたくしはこれから述べようと思います。
しかし、最後は、今自分が立っている仕事、場、そして、できる家庭環境、そこにしっかりと立脚して、その上であなた方の持っている魂の中にあるパーニャパラミタ、才能というものを通して、あなた方が、一人ひとりができることを探しなさい。

そうでなければ何の意味もないのです。
みんなで徒党を組んで同じことをし、世間から遊離し、おかしな事をするなら、まるでオウム真理教のように、おかしな空中浮揚をして喜んでいるのと同じようなことが、今脱退していったほかの方がたにおいて、置かれているのです。

違うのです。
しっかりと現実の生活の中で、周りの者たちを愛し、愛を分かち合い、愛とは一体何であるかということをーー。
身近な家族を愛することができなくて、愛の本質はわからないのです。

ですから、愛というものを教えだけではなく、日常にしっかりと地に足をついたところで愛が何であるかを学んで、そして、その学んだその第一歩であるかも知れないけれども、それこそが天地を統べる大宇宙の根源である愛の法則の、神のお心に通じていくということ。
そのことをあなた方は、けっして、けっして忘れてはいけません。

今、おかれている中でも、ささやかにも愛するということはどういうことなのか。
自分の身を捨ててでも、愛する愛しい人の幸せを願うことが、本来の愛であるということ。
そういうふうに神は、わたしたちの神の子であるという意識の中に埋め込まれて、わたしたちをこの地上に誕生させてくださったのです。

ですから日常の生活を大切にして、おろそかにせずに、しっかりと愛というものを学んでいただきたい。
その上であなた方のように、このような場所に今、呼ばれている方がたであるということを考えるのならば、どうか、あなた方のやれることを、しっかり探していただきたい。

5.地球人は宇宙の中では野蛮人

この未来的なビジョンにおいて、この地球というものが、この間から言われていることと同じことなのです。
宇宙の法というのは同じことなのです。

エル・ランティがおっしゃられたこと、モーリャが同じことを、インマヌエルが言っていた、アモールが言っていたこと、そのことが、もし、マヌが言っていたこと、もし、違ったことであったのなら、それは間違ってたということになる。

ある意味で、同じことをそれぞれの個性が、繰り返し、繰り返し同じことを言って、それにおいて少しも矛盾がないというときにおいて、ほんとうのことであるということを、あなた方はわかるのではないだろうか。

たくさんのことをあなた方に言うわけではない。
今、この時代の中でエル・ランティがおっしゃられたように、宗教というもの、天上界というものがひとつであるということ。
そのために、わざわざイスラム教とキリスト教というものを同じ場所に持ってきて、そして、指導霊と呼ばれているエル・ランティ、アラー、ヤハウェというのが同じ神であり、そして、天使もミカエル、ガブリエル、そして、創世記の話においてもひじょうに似た話というものを通信することによりーー。

その時はわからなかったかも知れない。
遥か約二千年後に、この地上の宗教が、あらゆるものが坩堝に投げ込まれ、そして、ひとつの大いなる認識の中で、人びとは地球がひとつであるということ。
そして、霊天上界がひとつであるということ。
自分たちが救世主であり、神であると思っていた方がたが、実はみんな仲間であり、手を携え、この地球を携えてきた指導してきた者たちであるということ。

そして、その救世主たちであっても、いろいろな星から招命されて来たあなた方の言葉で言うならば宇宙人、宇宙人というよりはいろんなーー、逆に地球以外のところにも高い生命体、高度な知性を持った生命体があるということ。

それがあるのは、なぜ伏せられていたかと言うと、地球人自身が幼いから、宇宙の方がたはあなた方に、たまに姿を見せるだけで余計なことは言わなかったということ。

地球のような高度な星は宇宙を探しても、他にはいないと自惚れている地球人たちよ。
実は事実は逆なのであるということ。

あなた方よりも高度な知性と、愛における信仰心というものを持った、科学技術においても遥かに、遥かに優秀なものを持った者たちがいるけれども、あなた方自体が野蛮人であるというふうに思われているから、あなた方はね、少しもその真実というものを明かしていただける段階になかったということ。
子どもにライフル銃を持たせたり、子どもにナイフを持たせるのと同じであるということ。

自分たちこそが最高の知的生命体であるなどと思わないで、どうかあなた方の心の中にある、神の心に結びつくことによって、自分たちよりもっと、もっと進化発展した段階の魂があり、惑星があるということにしっかり気づき、素直にその前において指導を願い、私たちが愛により、根源の宇宙の神の愛によりひとつに結ばれ、そして、大いなる愛の神の子どもたちとして、愛の心をこの胸の中に与えられた私たちであるということを、どうかあなた方は忘れないでほしい。

6.仏教再興のために地上に肉体を持ったわけではない

わたしはけっして過去の二千年も、二千五百年前の仏教の再興を願い、仏教意識だけを語って、ゴーダマ・シッダールタと呼ばれていた時代の仏陀意識だけを語りたくて、今生、わざわざ肉体を持ったわけではないのです。
最初、そのような声明をし、いろいろな霊言をとって社会に現わすことにより、実際、霊言ブームというのが起きました。

そして、多くの霊人の言葉を語るということがポピュラーになった段階で、そして、それが広げられていったときに、神の法の根本が降りながら、あなた方の中に横の草の根として文化芸術とか、各職業とかーー。
いいですか、お医者様でもそうです。
画家さんにしてもそうです。
いろいろなコンピューター、ハードウエア、プログラマー、何でもそうですよ。

この時代を先に進めるために、自分の置かれている立場を通して、愛という方法論というものを、降ろされた法の中で、具体的にこの地球に発信するという、そのような計画が実はあったのです。
そのためにギリシャ系の者たちが次の表現体として用意されていたのですよ。

しかしね、そこに行くまでの、行きかけた段階で手間取ってしまい、仏陀サンガーこそが最高であるという間違った認識の中で、彼らはひとつのサタンの言いなりになっていったのです。
それをサタンのせいにするのは間違っているかも知れない。

本来であるならば、自分たちこそが最高であると言って、また組織を牛耳りたかったという、まあ、今回、レムリアで起きたのと同じことがあるのだけれども。
でもね、このようなことがいつも人間の欲心の中にあることなのです。

しかし、わたくしたち、天上界の者たちが計画したのはこのようなことではない。
けっして違うのです。
こんなために、私はエル・カンタラーとして地上に肉体を持ったわけではないのです。

だから今、修正がきく機会を与えられたということを通して、私は言います。
わたくしは二千五百年前の仏教の再興を願うためにこの地上に肉体を持ったわけではないのです。
もっともっと、多くの霊天上界からのメッセージを受け霊天上界は宗派、時代を超えてひとつであるということ。

そして、永遠の生き通しの、永遠の転生輪廻の中の、ひとふしの命であるのが各個人の魂であるということ。
そのことをしっかり証明するために、わたしは出たのです。

7.九次元霊はサポーター

そして、永遠の、永遠の命を持ったとき、どうしていくか、どのような意味があるのかということをしっかり考えて、わたしたちのできることをこの三次元的にも、この地上の中で、新たなる計画をし、精神的な文明の中で新たなるわたしたち救世主が、神とあなた方は思っていたけれども神ではない、単なるサポーターであり、単なる先輩であったということをもって、この地球教の名のもとに、ひとつにまとめようというふうにわたくしは考えていた。

そのことをもって、エル・ランティは最初にアラーであり、ヤハウェであり、エホバであるというふうに宗教もつくられた。
そのことを思って、今あなた方がやれること、そのことの中でわたくしたちが九次元で計画したことを、ぜひとも遂行していただきたいのです。

これはね、エル・ランティが申されたこと、エル・カンタラーとしてわたくしが言ったことをしっかり紐解けば、すべてわかることなのです。

でも、これがまだ、今の日本を見ていてもひとつの時代認識として広がっていないでしょう?
だから数々の不幸がこの日本の中にも現象としてあるのです。

しかし、あなた方はその渦中の中において、今これが明かされたということがどれだけ大切なことか、わかっていないのかも知れない。

でも、わたしたち一人ひとりが神の子であるということ。
愛の魂を分け与えられた神の子であるということ。
そして、生き通しの、永遠の転生輪廻を持った魂であるということ。
だから死ぬ時でも、やり残したことがあっても悔やまなくてもいい。
来世があるのだよ。
命はあの世に帰ってもあるのだよということ。
しっかりと伝えるということ。
いいですか。

そして、救世主よ、神よ、と言われたわたしたちが実はサポーターであって、さっきから何度も言います、先輩であってけっして根源神ではないということを、もう明かす時代がきたということ。
そして、次は、この地球自体の修行段階が別のステップに上がってきているということ。
その意味をもって、あなた方はこの地球というものを宇宙の友たちが見ていたという、自分の認識を超えた新たな視点で宇宙時代の地球というものを考えて、この地球文明のあり方というものの改革をしなくてはいけないということ。

そして、わたしたちの正しい姿、霊天上界の指導霊たちの正しい姿をもって、援護をもって、これからにおける地球文明の将来というものを引っ張っていかなくてはいけない。

8.神理という力は最高に強い

今は、何を絵空事のようなとんでもないことを言うのだろうと、あなた方は思っているかも知れない。

でもね、明治維新のときに、江戸時代でチョンマゲに刀を持っていた侍たちがいた時代に、坂本龍馬や、勝海舟や、福沢諭吉や、多くのあの時代を動かした、西郷隆盛たちが言った「次の近代国家日本の幕開けが見える」と言って時代の先を見て、その夢のために死んでいった彼らの、遠く、遠く眼の先に、瞼の先に映っていた姿というのがわかるだろうか。

あなた方はどうかそのことを思って、彼らと同じ気持ちになって、この地球という惑星をどうか、この先にある愛の星として生まれ変わった宇宙連盟の中における愛の星の修行、愛の場としての修行場としての地球というものを、どうか、あなた方が一緒に、ともにわたしたちと、ともに夢を見ていただけないかと思うのです。

何という非常識なことを言うと、あなた方は思われるかも知れないけれども、やれないことではないのです。
やれるのです。
この日本から発信していくのです。

今、あなた方が編んだ本も、ホームページもたいしたアクセスがないじゃないか、買ってる人もいないじゃないか、一部のマニアと呼ばれている人しかいないじゃないかと思うかも知れない。

でも、イエス・キリストがいたとき、どうだったでしょう。
たった三年半の時に説かれた教えというものが、後々、二千年という流れの中で、大いなる人びとを救い、大いなる社会変革というものを描いていく、そのような思想的な根源になると、あの時代を生きていた弟子たちですら思わなかったのです。
十ニ弟子ですら思わなかったのです。

でもね、物事が本質的な、霊天上界の神理が降りたときというのはやはりそのことというのは、神理という力は最高に強いのです。

9.いつまでも天上界の扉が開くわけではない

いいですか。
今、神理の天上界の扉が開かれました。
そして、大いなる神理が今、地上に向かって、雨あられシャワーのようになって降り注いでいるのです。
ですから、この言葉をもって、あなた方は伝えていきなさい。

次の世の中にこういう時代がくるぞと、宇宙人たちが円盤で降りてきて、「友よ」と言って握手を求める時代がくるよと、そのときに、けっして攻撃をしたり、愚かな気持ちでいてはいけない。
怖がってはいけない。

彼らも神の子たちであり、神が創造された我々の仲間であるという、地球の中にひとつの国境線をつくり、自分たちの利権争いだけで、同じ地球人同士が、たかが思想や、肌の色や、民族が違うという、宗教が違うというだけで殺し合っているようなレベルの低い者たちであるのならば、宇宙から来た全く形態が違う、異形な者たちが、でも、同じ仲間であると、神の子であると言って握手を求めて来たとき、彼らを殺してしまうような野蛮な、野蛮人的な発想を持ってはいけない。

次の時代において、大いなる時代をつくっていく、愛の星と生まれ変わり、彼らとともに握手をし、彼らの助力をもって次の地球のステップに持っていけるためにも、あなた方はどうか、その心の中の垣根を打ち払い、その固定概念や、今までの民族的な、地域的なこだわりというものをすべて捨てて、神の前に、地球という、地球神という指導霊のもとに一丸となって、本来、礼拝するべき宇宙の根本の、愛の法そのものが神本来の姿であるという高い認識の中において、あなた方、一人ひとりがこの地球というものを素晴らしい惑星にしていくために頑張っていただける、そのような地球人としての認識に目覚めていただきたいということ。

そのためには、ひとつの統一政府をつくるためにも、たいへんな、たいへんな時代がくるでしょう。
苦難の時代がくることでしょう。
しかし、そのために命を張って出ていっている者たちがおります。
でも、その者たちの、さっき言われていたように、羅針盤となるために、磁石となるためにも、我々の言葉を、今降ろせるうちに降ろしていただきたい。

霊言をとることも辛いでしょう。
体に負担もかかるでしょう。
そして、霊言のテープ起こし、たいへんでしょう。
たいへん手間のかかることでしょう。
そのこともわたしたちはよくよく、わかっている。

でも、数だけ増やして内部撹乱をされて、混乱をしていって時間とエネルギーのロスがあるのなら、今のあなた方の中で精一杯、やれることをやったらいかがなものかと思います。

今の段階で多くの者は求められていない。
ただただ霊言者を守り、霊言というパイプを通して我々の言葉を地上に降ろすために努力していただきたい。
そのために書籍を出せるように、わたくしたちのほうからも簡単に出せるように手配をするつもりなのです。
そのような力、援助をあなた方はしていただきたいと思うのです。

今、あなた方が生きてるうちにはあなた方の仕事の評価は定まらないかも知れない。
しかし、我々の世界、たかが人間100年も生きないのです。
あと100年もあなた方は生きることができないのです。
どの方におきましても。

であるのならば、あなた方がこれからやれることを、この数十年という的に絞って、あと何年ならできることがあるかということを、しっかり思って、今降りたこの法を大切にし、伝えていただきたい。

いつまでもこの天上界の扉が開くわけではないのです。
そして、いつまでもこのように、わたくしたちの言葉が聞けるわけでもとれるわけではないのです。
少なくともこの者が生きているうちにそして、この時代が、この文明の中において、この使命がこの日本にあって天上界の扉が、この日本のこの地点において聞かれている限りはあなた方は受け入れることができるでしょう。

でも、この時は永遠ではない。
ほんの我々の世界から見たら、わずかな、わずかな時に天上界のアルカナと呼ばれる天界の秘儀というものが今地上にメッセージとして送られる時代なのです。

その言葉をしっかりと受けとめて、わたくしのできなかった分、わたくしの代行者の者ができなかった分も、この地上のリーダーシップをとりながら、日本からこの地球に発信するリーダーシップを、あなた方、一人ひとりがとりながら、どうか、この第三の計画と呼ばれてるものが成功するように導いていただきたいのです。

10.本物のみが残るのです

第三の計画と思うから、「余り物」などという言葉があるのです。
あなた方は第三の計画のためだけに出て来た者ではない。
第一の計画、第二の計画のときから、しっかりとそのメンバーとして、神の記されているノートには記されていたあなた方なのです。

であるならば、今あなた方のできることは、第一、第二の計画のときとなんら変わっていないということ。
ただ、たくさんの仲間がいなくなってしまった。
あなた方しかいなくなった時代だということなのです。

新たな時代、新たな文明、新たな者が、学問でも宗教でも興されるとき、必ず弾圧というのがつきものなのです。
そのような弾圧に屈するようなあなた方であってはいけない。
そのような弾圧に対して強い者という意味をもって、魔界との戦いに強い、そして、霊言者の、霊言のできる者を、たまたま、この方に依頼したということがあるので一ー。
けっして戦闘系だから、常に攻撃的な女性たちであるかといったら、そんなことはどこもないのです。

我々の計画がまず最初にあって、その上で彼女たちに対する要請があったということ。
そして、自分たちを不必要に、「余り物」と言って、けっして自己卑下することはないのです。
「余り物」と言って、自分を必要以上に自己卑下するということは、逆に言うと、その裏返しである、必要以上に自分を認めてほしいという言葉の裏返しになっていることも多いのです。

そのような自分の心理状態に気づいていない者たちがいまだにやめたあとも気づけない者たちが、今大騒ぎしているのかも知れません。
しかし、彼らも騒げば騒ぐほど、自分の至らなさというものに気づいてあなた方に対する態度というのは変わってくることでしょう。

本物のみが時代の流れの中で残ります。
それはかつても申し上げているのです。
本物のみが残るのです。

時代の徒花として咲くことよりも、この地球の大いなるターニングポイントの、大いなる分岐点の、あなた方が助力者として活躍できる場があるのならば、あらゆること、すべてを捨ててでも、今、この神の計画のために頑張られることは無駄ではないのだと、わたしは声を大にしてあなた方に申し上げたい。

実際問題、このような深刻な場所に連れ出し、多くの混乱を起こさせ地球神霊に対しても、たいへんな負担を持たせてしまった仲間九次元十人に対しても、この方におきましても、マヌにおきましても、たいへんな辛い波動のエネルギーの中においているのです。

そのことを思うとね、申し訳なくてしょうがないのだけれども、でも、今これから行われていこうとすることは、あなた方の全生涯をかけてもけっしてそこに生きたという歴史が無駄ではない、逆に輝かしい栄光のメモリーとして、あなた方の魂に焼き付けられることを私は知っているからあなた方に心からのお願いをするのです。

11.40数億年という時を待ち続けていた

宇宙の法というのは、何か特別なことがあるわけではない。
逆に言うと、太古より、アルファより、オメガの最初のときより、宇宙の根源にある、愛の神の法則というのは常にある。

「進化発展せよ。ともに愛し合え。その永遠の時の中で、そなたたちは神の子であり、わたくしの愛を分け与えた神の子であるということ。
しっかりと認識し、わたしの体である宇宙の体の中において、あなた方の愛の表現をし、神の体の中において、最高の芸術としてのその美しい愛を輝かせよ」と。

「七色で、七色だけではない、多くのその色彩において、この私の体を満たしてほしい。彩ってほしいのだ」という、その太初より神から要請された、わたくしどもへ伝えられたメッセージを、今この地球の神の子たちに伝える段階がやっときたのであると、その計画こそがわたくしたちが本来やりたかった計画であるのだということ。

そのためにわたしたちが、今語れる段階にきた。
その段階を、ステップを宇宙の法というのであって、宇宙の法というものだけが特別にあるのではなくて、全体の中における今の段階を、宇宙への入り口の法とでも申しますか、そのような段階であるということなのです。

かつての時代の中では、地球がフラット、平面であり、地球自体の、地球の周りを太陽が回っていたのであるという、ひじょうに低い認識、もっとひどいのならば宇宙の端々には大いなる力持ちの英雄たちや、象たちが支えていたというような、そのような認識があったでしょう。そのような無知蒙昧な時代に、わたしがこの宇宙の神から預かった言葉を伝えて、わかったと思いますか。
違うのです。

ですから待ち続けていた。
わたしは長い、長い時を、永遠の孤独の中において、あなた方が認識してくれることを、わたくしが愛の根源の神より預かった、この地球の神の子たちに伝えるべき言葉をと、胸の中に携えながら、神の子たち地球人よ、あなた方に伝えるときがいつくるのだろう。
そのためにわたしはそのときを、あなた方を援助、援護しながら、指導しながらその時を待とうと言って、この四十数億年という時を待ち続けていたのです。

このチャンスがやっときた。
しかし、わたしには、今語れる力はなくそのための補助をするという者が、今立ったときにわたくしは最後まで、できる限りのことをしてこの地球の、宇宙文明の幕開けのために努力しようと、わたしは思ったのです。

ですから、どうか皆さまにおかれましても、わたくしはわたくしの罪として、あとでこの計画が遂行されましたときには、しっかりと心からの反省とともに、その罪というものを償いたいと思っております。

しかし、今はわたしの愛するーー、わたくしこそがあなた方を育み、創造し、心から愛し続け、守り続けてきたこのエル・カンタラーという、このわたくしの愛をもって、あなた方の、今のこの時代の転機において、宇宙的な視野の中で、統一された理念の中において、神の子というものの認識の中におけるステップアップの、大事な、大事な時を、どうか成功させていただきたいという祈りをもって、あなた方の脇に出ているのです。

12.資料を残していただきたい

どうか、この第三の計画が成功しますように。
いつも天上界では、皆そのように祈っております。
同じ言葉で祈っております。

あなた方、レムリア・ルネッサンスの成功が、我々、第三の計画と呼ばれる天上界の宇宙計画における、地球の進歩発展の大計画の、その出先機関であるということを考えられ、あなた方の努力における、大事な、大事な霊言の、今大事な、この法の基本、中核というものを降ろされることにおいて、そして、神の御心というものがリアルに表現されることによって、彼らは後に自分がどういうことをしていかなくてはいけないかということを、個人個人の修行の中で見極めていくことでしょう。

そのうちに彼らに対する預言というものが出てまいります。
彼らが具体的にどのようにしていけばいいのか。
どのようなことを気をつけねばいけないのか。
そのことが語られるときがくると思うのです。

でも、宇宙の法則が愛の法則として同一であるように、どの惑星においても、どの星においても、この地球においても同じ愛の法則が占めているのと同じであるように、この地上の者たちを惑わし、足をすくう者たちのやり方というものも、ある意味では同じものなのです。

ですから、あなた方が、今置かれてる苦しみ、悩み、乗り越えられてきたことを、どうか文書としても、資料としても残していただきたい。
ときには法の、単なる法だけという言葉を聞くよりも、そのような、あなた方が今、レムリアダイアリーとして書かれてることの、ひじょうに下世話的に思われるかも知れないけども、その資料が残っていかれたときに、それを見て、具体的に自分たちは何と戦い、どのような方向で対処していったらいいのか。
そして、どのような方向に希望を持つのが本来の神の喜ばれる姿であるかということ。
のちの者たちが学ぶためにも、どうか、あなた方がその資料を残していただきたいのです。

なぜなら、後世残る者たちは、このような霊媒機能を持つ者はいないということなのです。
いないのです。
わたくしたちがこのようにリアルに話を伝えられる。
生のままの音声、まあ、たまには通信機能というものに、まだ慣れない方もおられますけれども、たどたどしい方もおられますけれども、でも、基本的にはね、あなた方の体の中に流れているその思いというものに、我々の精神エネルギーというのが感応し、あなた方が、今何をしなければいけないかということをしっかりと心の中に銘記し、今地上の者たちに対してメッセージをつける手段というのを、もうすでに、あなた方が、もう感応して動こうとしているということなのです。

ですから、この仕事、あなた方の仕事なくして、次の時代の仕事ということはあり得ないということ。
そのために命を張っていただきたいということ。
そのことを、どうか心にお留め置きいただきたいのです。

13.神の計画の中で日々を精一杯生きる

他の惑星の者たちは、姿形におきましても異形なる者もいて、わたしたちと全く違う価値観を持ってる者たちがおられるのです。
しかし、基本的には愛の法というものによって、差し出がましい他文明に対する干渉ということは止められておりますし、そして、愛のもとに、やはり互いに生かし合うということをもって人びとが手を取り合うという、その意識においては宇宙連盟の中において皆、統一理念を持っているのです。

たまに違う異形的な形で出た者たちが、やはり同じ心の中で手を取り合えなかったり、あと、それから自分たちがいた惑星が滅びてしまったときに、別な形によってほかの惑星にたどり着き、その惑星を混乱させるというような、そのようなことも多少はあったのです。

ですから、防衛においては、あなた方の言ってる戦闘系という者たちが、ほかの高度に調和された星においても、やはり多少はいるのです。
やはりそうでなければ、他の惑星からの攻撃を受けたときとか、やっぱり理解力の劣っていた者たちが急に入って来たときに対処する者がいない、市民たちを護るところがいないというのでは困るので、そのような者がおります。

この者におきましても、さっきいたジャンヌ・ダルクにおきましても、けっして自分から攻撃をして自分の領土や、国土や、自分の支配欲というものを、名誉欲を満たすために剣を抜く者はいないのです。
そうであるならば、神の使者とは言えないのです。

ひとつの時代をつくるために、やむを得ず剣を抜くとしても、その心の中には愛に満たされたものがたくさんあるということ。
そのために、この、今の地上のシステムを変えるために、命を張るということ。
そのことをもって、今、自分の使命があるというふうに思われている方がたがいるのです。

あなた方も同じなのです。
ですから、どうかそのうずきを大事にしてください。
あと何十年生きられますか?
言われなくても、自分の年齢から逆算してください。
あと何回お正月を迎えられ、あと何回お餅が食べられるかという逆に考えたならば、ね、あと何回か、確実に時は減っているのだということ。

そのことを思ったのなら、自分でできることを探して、この霊言の補助とともに、やはり社会に対してアピールできることを探していただきたいと思います。

そして、いろんな意味で、精神的なあなた方、指導者です。
これから来られる方がたの指導者層として、どうか恥ずかしくないように頑張っていただきたいのです。
いくらほかの人を善導したいと思っても、人が馬鹿にしてついて来ないということがあるということを、今回、見たでしょう。

人がついてくるということは、内なる大いなる尊敬、神の子の言葉の琴線に触れたということをもって、人びとはやはりこの人について行くべきかどうかを自動的に判断しているのです。
力で押して来られたとしても、あなた方がついていくかどうかということは、また別の問題になるということなのです。

であるのならば、あなた方がもう少し経ったときに、若手と呼ばれている人たちが成長したときに、あなた方に指導を願いながら、指導を請いながら押しかけて来るときがくるのです。

そのことを思ったのならば、日々の一刻、一刻の中を、愛と勇気と真実に満ちて、神の計画の中で精一杯、生きていける自分たちを、個の確立ということをしていっていただきたいのです。

それ抜きにして、けっしてレムリアの中にどっぷりと浸かっていても、それは何の説得力もなく多くの人びとを指導する糧にはならないということなのです。
そのことをあなた方にくれぐれも伝えておきます。

これから宇宙時代のことについては、わたくし、エル・ランティ、マヌも言っております。
そして、そのうち孔子自体の、こちらにおります意識からも多少メッセージがあると思います。

モーリャも出ていました。
アモールも出ておりました。
もう、わたくしたちはこの頃は、本体エネルギーとして出るのです。
本体としての姿を現す時期がやっときたということです。

ナザレの地にいたイエス・キリストといわれる、小さなインマヌエルと呼ばれている男だけとか、シナイ山で十戒を受けたモーゼと呼ばれている男であるとか、ギリシャ文明を興した小さなゼウスと呼ばれていた者であるとか、そのような、そのような小さな者ではない。
かつての地球の創世記のときからずっと関わってきた、それも分霊ではない、本体のエネルギーとしての者たちが今、地上で必死に頭を悩めながら、この地上救済の計画のために、どうしたらいちばん最善の道があるかということを考えながら、今わたしたちは計画を練っているのです。

どうか、どうか理解していただきたい。
あなた方がわたしたちのこの計画に、ともに夢を見ていただけるか。
遥か遠くの未来に対して、未来の希望の虹をかけるために、あなた方の心の中に、愛というものを携えながら、ともに夢をーー。
頑張り、計画、三次元の実行部隊として、わたしたちと心を合わせて頑張っていただけるのか。

14.どうかわたしに力を貸していただきたい

そして、最後に申し上げます。
このエル・カンタラーの罪を許していただけるのかということ。
わたくしが犯してしまったこと、わたくしが失敗してしまったことが、この地上の修行僧の者たち、わたしを信じていってくれた者たちに、どれだけのダメージと魂の堕落を起こしたかということを、わたしは知っているから、わたくしは精一杯、できる今の仕事をもって、その罪を償いたいと思う。

そのわたしの気持ちに免じて、わたくしを助けて、わたしのために、ともに歩んでくれるのかということを、あなた方に、一人ひとりに問いながら、そして、お願いをしていきたいのです。

これからわたくしは、あなた方が受け入れていただける限り、そして、この方の霊媒機能が、アンテナが無事であるうちに、これからも多々、エレルギーとして霊言を降ろしながら、あなた方にこのメッセージを段階的に伝えたいのです。

今、語りたいことはたくさんあるのです。
まだまだ語りたいことはあるけれども、一度に言うとあなた方は混乱するから、今、まずこのことをわかっていただきたい。

わたしの謝罪の気持ち。
誰よりも、誰よりも長い時を、深く、深くこの地球を愛し、見守り続けてきた魂であるということ。

そして、この新たなステップの中において、新たな、統一的な価値観の、宗教的な価値観の中において、新たな宇宙文明の一員として仲間入りをするために、この計画を降ろしたのだということ。

そのことのために力を貸していただきたいということ。
そして、エル・ランティが重ねて申されたように、魂が永遠であるということ、生き通しであるということ。

そして、神々はすべてお見通しでご覧になっているということ。
その中において、地上の者たちに、大いなる気づきと悟りのきっかけのときが与えられた、天上界のアルカナの秘儀の、時の扉が、今開かれているわずかなチャンスであるということ。

そのことを、どうかあなた方は理解し、力を貸していただれるのであるならば、わたしはあなた方に心からの感謝を申し上げる魂なのです。

どうか、わたしたちは根源神ではない。
あなた方の先輩格であり、兄貴格であり、指導者であるということ。

そして、この限られた時の流れの中で、今天上界のアルカナが、秘儀が、そして、神理が地上に降り立ち、そしてあなた方に与えられる、たいへんな未曽有の奇蹟の瞬間に、今あなた方がいるのであるということ。

そのことを考え、どうか地上にいる方々よ、わたしに力を貸していただきたい。
今、最終責任者はエル・ランティになっておられますけれども、わたくし、エル・カンタラーとして身が縮むような思いではございますけれども、わたくし自体がこれから償っていきたいことが、多々ございますので、どうか、わたくしのメッセージするチャンスというものを、どうか、これからもいただきたいと思うのです。

15.質疑応答 地獄の解消について

エル・カンタラー: 何かご質問、ございますでしょうか。
栗山: ええと、ちょっと本筋とはずれるかも知れないんですけれどーー。
エル・カンタラー: はい。
栗山: 頭にひっかかって、以前の預言でですね、これから千年、二千年という間に、地獄が大分、減っていくという方向性が、預言されてたんですけれども、やっぱりそういう地獄を解消していく大きな流れというのが計画されているのでしょうか。

エル・カンタラー: 今これから、あなた方がやろうとすべきことをしたならば、地獄は確実に解消されていくのです。
今、何ゆえに迷っているかということがわからないから、徹底されていないから、地獄にいる者たちはいたずらに悩んでいるのです。

それから、先ほどから言うように、死んでしまったらこの世の中はすべて終わりであると思うから、彼らは地上にいるとき、好き勝手なことをしたり、人を殺したりとか、人の物を盗んだりとか、そうういうことをするわけでしょう?

だから、その意味で、エル・ランティが説かれた法というのが、しっかりとこの地上に広まっていたのであるならば、転生輪廻を通して必ずあの世に行って、倍になって、何倍もの苦しい、何百年という時を過ごすのであると思って、ほんとうにその知識があったのならば、この地上で肉体の修行をするのが本来の目的であるということがわかればね、人びとはこの地上にいて不幸なことは繰り返さなくなるのです。

その教えが、まず心の中の教えがないから、数々の矛盾や、数々の苦しみがあるのです。
そのようなことを、外側から権力によって、力によって改革しようとしても無理なのです。
内側から、やはりしっかりと人間としての生き方、本来の魂の仕組みということを明かすことによって、「なんだ、じゃあ、地上で人を殺したり、人を恨むと、とんでもない結果がくるならば、やめておこう」ということが認識として、もうほかの惑星では当たり前のようにあるのです。

そのようなことをね、あなた方が認識できるために、そうすれば結果的に、地獄というのも減っていくのです。
マイナスのエナジーというものもどんどん減っていくのです。

そのために正しい教えというものが、力をもって説かれなければいけない。単に教えとして降りるだけではないのです。
その推進していくような流れというもの、やっぱり行動していく者たちがいなければいけない。
社会改革家と呼ばれている者たちがいなくては、やはり降りた法というものが地上の人びとに伝えられないのです。

だから、その意味においても、今回の計画というのはたいへんな計画であったということ。
そして、時が経つなら、必ずやこの地獄と天国というもの、まあ、地獄というもののほんの一部の者たちにより、徹底した法の理解と認識というものがわかったのならば、この地上から地獄というもの、結果論としてですよ、結果論として、地獄というものがきれいになっていくというーー。

時間はかかるかも知れない。回りくどいかも知れない。でもわたくしたちは、天使たちと、光の天使たちとともに、このような道を選択していくのです。
時を待つこと。時間をかけて忍耐をもって、その人たちの到着するのを待つこと。そのことも愛であります。

そして、神理を体を張って、新たな時代の流れの中で提供していく。
新たな革命を、精神革命を起こしていく。
それもまた、神の子としての愛ある姿であるのです。

ですから、そのような意味において、社会改革、革命家、戦闘系と呼ばれてるあなた方が、今この地上に降り立っておられる意味というのはたいへんあるのです。

アニメ、映画の中だけでこういうものがあるのではないのです。
実際に見て、もしエネルギーを放射している姿を見たのならば、あなた方はどれだけこれが映画や、その、あなた方のやっているマンガとか、そういうものたちよりも、もっと、もっとリアリティのあるものとして、この裏の世界での戦いになっているかーー。

その中の、いつも前線に立っているミカエルがいるからこそ、彼はいつものような悲壮な気持ちでメッセージをしているのです。
彼らがいるからこそ、あなた方の今日があると思いなさい。
彼らの護りがあればこそ、あなた方が命を取られず、今このような場所に座っていられるということを感じなさい。感謝しなさい。

その中であなた方が、今できることを探すということ。
それこそが、今の時代の中で要請されてーー。

社会から逃げて、いくら法だけを学んでも駄目なのです。
学んだ法を社会の中で生きてこそ、あなた方がそのような模範的なサンプルになることによって、多くの人びとが、「ああ、ひょっとしたら、この教えは本物かも知れない」という共感の中で、多くの人びとの人生を変え、それが地球としての未来を変えて行くということになるのです。

ですから、一人ひとりの生き方、そして、多くの人びとと分かち合うということを、けっしておろそかになさらないでください。
そのような流れの中で、必ずや地獄はいつか消滅し、神の善なるエネルギーが、神の子のエネルギーというものが地球を支配し、愛の星へと生まれていくことでしょう。

マイナスの想念は持たぬことです。
プラスの想念の中で、心から感謝と祈りをもって、神に、この計画が成功しますようにという前向きな思いで、わたくしは自分の罪を背負いながらも、神の前に祈りを捧げたいと思っております。

では、今日は、ちょっと、この方が疲れてまいりましたので、この段階で失礼させていただきます。

わたくしはエル・ランティと同じで、エル・カンタラーとしても、これから段階に応じて宇宙の法というものを伝えたいと思います。
そして、我々が語ったことを宇宙の法として、ひとつの愛の法として、書籍を一冊出していただけることを期待します。

その面におきましては、大体がこの地球計画というものを中心に出ますので、九次元、ないしはマホメットあたりが出てきて話をすることがあるかも知れませんけれども、もう少し、法を語らせていただいた段階におきまして、総集編しての一冊本を出していただければいいかと思います。

では、今日はこれにて失礼させていただきます。失礼いたします。

bottom of page