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Project Eden

あとがき

地球以外に高等生物は存在しないと信じている人びともいるかもしれません。
しかし、そんなことはないのです。地球以外にも知的な人びとが存在する惑星はあるのです。

地球人は、宇宙全体からみたら、認識力においても科学技術においても遅れています。もっと進んだ惑星から多くの人びとがやってきて、地球を見守っているのです。

見守っているのは私たち地球人が遅れているからだけではありません。宇宙からみたら、地球人は多種多様な人びとが存在する、多民族国家のような惑星なのです。そのような一見雑多に見える人びとが次のステージに上がることができるかどうかが注目されているのです。

地球は今、シフトアップし、次のステージに上がれるかどうかの瀬戸際にあります。
このシフトアップは地球人たちの手によって行われなければならないのです。

多種多様な人びとの存在以外に地球のシフトアップを困難にしている要因があります。
それは、地球が「究極の二元論」と呼ばれてるもうひとつの理由ともかかわっています。

サタンと呼ばれる悪魔の存在について、今までそのルーツが明かされたことはありませんでした。地球は陰陽二元論以外に、光と闇の二元論を学ぶ惑星でもあったのです。サタンは悪魔の代名詞のような漠然と語られ、その存在自体確かなものかどうかも明らかではありませんでした。地球には巨大な闇が存在しています。

巨大にしてしまった原因のひとつはサタンが地球にいるからでもあります。

第一章では、七大天使の天使長でもあるミカエル大天使が悪魔の起源について語っています。聖書に抽象的に書かれているミカエルとドラゴンの物語の真実が明かされているのです。もともと七大天使のひとりであったルシが、どうして地獄に堕ちて魔界の帝王として君臨するようになったか。彼らが地球にやって来る以前にまでさかのぼって説明されています。それを読者は興味深く読むことになるでしょう。地球はそのように深い闇を抱えた惑星であったのかと、真実を知って愕然とするかもしれません。

ルシが地獄の帝王ルシファーとして君臨してからというもの、地球の歴史は光と闇の勢力の戦いの連続でした。文明が隆盛を極めても、最後は必ず闇の勢力によって滅ぼされてきたのが地球の文明だったのです。


第二章は、マイトレーヤーによってアトランティス文明の盛衰が語られます。アトランティス文明は現文明にとてもよく似ています。科学は現文明よりも発達していたほどです。そのような高度な文明を誇ったアトランティスであっても、最後は巨大な大陸が海の底に沈むことになりました。何が問題であったかが反省の思いを込めて語られています。現文明の直前のアトランティス文明について、現代人はよく学ぶ必要があります。

そのために、他の文明と独立して一章をもうけました。

第三章は、モーゼにより裏界について語られています。今回の文明において天上界の指導霊たちは、法によって人びとを教化し、導くという方法をとっています。それが表だとすると、いわゆる法力使って人びとの眼を覚まさせることにより、神の力を知らしめるのが裏界の者たちのやり方です。正しい教えを軽視しがちであるということで、彼らのやり方は今回の文明では蔑まれてきました。

しかし、裏界の者たちが使う法力も神が持つ力と同じ性質のものです。彼らの力を正しく理解し、使いこなすことなくして、地球が次のステージに進むことができないということも事実なのです。

今こそ、地上の多くの人びとが忘れてしまった本来の力に目覚める必要があるのです。
そのために、モーゼが語る言葉に耳を傾けていただきたいのです。

第四章は、現文明がどのようなコンセプトのもとに立ち上げられ、つくりあげられてきたのかが、九次元霊たちの話し合いを中心につづられています。アトランティス文明が失敗に終わってしまったことは、九次元霊たちには少なからずショックでした。ただし、一つひとつを細かくチェックし反省する時間はありませんでした。

なぜ時間がなかったのでしょう。それは、今回の西暦二千年をすぎたあたりに宇宙が水瓶座の時代に入り、その時代にどうしても地球をシフトアップさせたいという彼らの悲願があったからです。

このチャンスを逃したら当分チャンスはおとずれません。地球の寿命を考えても、どうしてもこの機会に地球をシフトアップさせたいのです。そのために彼らは、極東に新たな島々をつくったのでした。日本列島の誕生です。日本という地は、地球のシフトアップのためにつくられたのです。今回の文明で九次元霊たちがどのような思いで地上に降り、法を説きながら人びとを教化してきたのか。彼らの思いを振り返っていただきたいのです。

第五章は、地球の母であるガイアから、すべての地球人たちへのメッセージです。地球という惑星には、テラという男性霊とガイアという女性霊のふたりの地球神霊が入っています。彼らがどのような思いで地球という惑星を誕生させ、どのような思いで地球人たちを育ててきたのかが、ガイアにより語られています。

私たち地球人が気づかなくても、テラとガイアの深い愛に育てられてきたのが地球に住むすべての生命体だったのです。地獄の底のルシにいたるまで、ガイアの深い愛が包み込んでいます。心をおおっているあらゆる鎧を脱ぎ捨て、ガイアの言葉に耳を澄ませてみてください。切々たる思いが読者の心にしみわたり、その魂をふるわせることでしょう。

最終章である第六章は、エル・ランティが今回のシフトアップ計画について語っています。前書ではヤハウェが第一章を語って始まりました。九次元霊のひとりであるエル・ランティが、地上の人びとを指導するために名乗ったのがヤハウェという名前でした。そのエル・ランティが最終章を語ることにより、本書をしめくくっているのです。

日本を舞台にして総仕上げをするのが、今回の文明でした。最も古くから地球を担当してきた九次元霊であるブッタにより、総仕上げが行われる予定でした。成功するかに見えた計画が、またしても頓挫することになったのです。その経緯と、どのようにして立て直しが計られたのかが語られています。

第三の計画の封印が解かれ、立て直しがなされたのです。
地球シフトアップに向かい、計画が遂行されています。

シフトアップ成功のためには、ここで多くの地上の人びとに計画そのものを知ってもらう必要があります。
本書はそのために地上に降ろされたのです。

地球九次元霊たちの悲願であり、実はオーム神霊の希望でもある地球シフトアップです。これを実現させるのか失敗に終わらせるのか、地球人一人ひとりの決断にかかっているのです。この計画を知ったすべての読者が、希望に向かって大いなる一歩を踏み出すことを願ってやみません。

                                     レムリア・ルネッサンス

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