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Project Eden

あとがき

私たちの地球がどのように生まれたか、科学の世界ではまだ結論は出ていないようです。
本書は、天上界のアカシックレコードに記された記録をもとに、地球の歴史を物語ふうに書いたものです。
章ごとに語り手を変えて、各章がある程度独立したオムニバス形式となっています。

第一章は天地に響き渡るようなヤハウェの語りです。地球の過去と現在の姿を読者に提示し、今というときの重要性を強調しています。地球に住む一人の選択により、未来の地球の運命が決まることを、肝に銘じていただきたいと思います。

第二章は、どのような理念で太陽系ファミリーができたのか、「銀河系のプリンス」と呼ばれる地球にはどのような使命があるのか、太陽神霊である聖アントニウスの口から語られます。

火星と木星の間にある小惑星帯は、どうしてあのような形で存在しているのでしょう。
聖アントニウスが、どのような気持ちで小惑星帯を見ているのか、読者の皆さまはごぞんじでしょうか。

すべての地球人に知っていただきたいと思います。
地球人類はどのようにできてきたのでしょう。

進化の過程で、サルと共通の祖先から分かれて現在の姿になったと、多くの読者は思っているかもしれません。実は、数億年前に宇宙船に乗ってやって来たのが、私たち地球人の祖先です。

「そんなばかげたことがあるものか」と言われるかもしれません。しかし、アカシックレコードにはそのように記録されているのです。私たちの祖先が、地球環境に適応できる肉体をつくるためにいかに苦労したかが、第三章で語られています。

第四章では法を整理し、わかりやすく記しています。宇宙には法が存在します。それは人間がつくった法ではありません。人間が存在する遥か以前から、宇宙に厳然として法が存在するのです。

それは、神が決めた法です。
神とは何か。
宇宙に存在する法とは何か。

私たちに正しく伝えられてこなかったように思います。人類や宗教の違いで互いに争う姿は、法に対する無知から生まれているように思えてなりません。

第五章では、過去の地球の文明のいくつかが語られています。地球の文明は現在の文明だけではないのです。
過去の文明の痕跡はあるのですが、大陸が海底に沈んでしまったりして見つけにくくなっているのです。

地球の九次元という霊域に存在する九次元霊たちは、私たちの先生でもあります。
何人かの先生が担当して、興してきたのが地球の文明です。地球九次元霊たちは、文明実験を繰り返しながら、私たちを教育してきたのです。

第六章では、地球九次元霊のひとりであるマヌという方が、「男女の法」を語っています。今回の文明では、「男女の法」についてはほとんど明かされてきませんでした。読者の皆さまは、私たちが男女に分かれて存在することを、当たり前のこととしてとらえているのではないでしょうか。その意味について、深く考えたことなどないかもしれません。でも、陰陽という観点からみて、男女に分けられているということには深い意味がこめられていたのです。

太陽神霊である聖アントニウスは地球のことを、「究極の二元論」の惑星と呼んでいらっしゃいます。それは陰陽二元論の究極であるとともに、光と闇の二元論の究極の姿が地球に存在するという意味でもあります。

本書の底流には、陰陽二元論というテーマが存在しています。
ただ、そんな難しいことを考えながら読んでいただかなくてもかまいません。

地球の物語として読んでいただき、ひとつでもふたつでも読者の心に響くものがあれば幸いです。

                                     レムリア・ルネッサンス

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